ハイスペックな社交ダンス執事を目指して

一般社会人が、趣味として始めた社交ダンス日記。女だけどリーダー特化型で自分らしく。

関東ダンス選手権はファンサが熱い!2022/04/17

お疲れ様です!割りと前準備してから挑むとおもわれがちですが、しょっちゅう忘れ物も思い違いもあるので反省しまくりの社交ダンス執事(ダメじゃん)いっしーです!!

 

さてー!今回は最推しの中嶋組が出るということで即決しました観戦…そして、浅草ダンスで先生とのトライアル見て『いつか藍香先生と…✨』と夢見てたらあっという間にチャンス到来して興奮しすぎておかしな人になってます(笑)

 

結論から言いましょう。

 

関東ダンスはファンサが激アツです!

 

最推しの中嶋組を始め、多くの先生方と目があって微笑んでくれたりとかもうもう大興奮!!!

組数が少なくて、短時間で解散になるのもまたライトに楽しめて、先生方も出入り口のロビーが広く、写真もとれるしヒート数が少ないから割りと皆さんゆっくり過ごされてて、距離が近いの!それはそれはよきよき♥️

 

JDCのスタンダードのみ(併設開催はアマチュアラテンとなかよしカップル)でしたのでおもいっきりスタンダード堪能!

 

総合優勝したのは寺門・佐々木組でした。相変わらずの切り込みっぷりは凄いのですが、最近は凄く緩急というかシャープさのなかに柔らかさが入ってる気がして、何か深みがいい感じだなぁと思いました!彩香先生はほんとに顔ちっちゃくてめちゃくちゃキレイ。

途中でちょっと彩香先生の頭が別のカップルさんと接触。その後!寺門先生の『大丈夫?』って気遣ってるのにときめいた😍カップル感の関係性が凄く素敵に見えるの大事!

 

今日は丁野・井上組がスタンダードで出場!丁野先生の燕尾服キリリとしてます。望先生のワルツが好きで、あのふわっとスイブルとかコントラとかいいっ!!てなる。目線くださった気がします(*/∀\*)アピールめちゃくちゃ嬉しくて、鼻息荒く応援してました(笑)

 

西田組はもうファンサの塊。沢山目線いただいてホクホク。みほ先生は今日も背中がしなやかですが、ちょっと躍り方が変わられた気がしました。なんだろう、移動量かな?何か滑らかさが前より際立ってて、ライズの華やかさよりムーブメントのしなやかさが印象的でした!

 

小國・和田組は、やはり広いところでクイックとかスローが映える!!特にクイック今日は凄くしなやかなんだけど二人のかっこよさが際立ってた気がする。小國先生は避け方が本当にスマート✨そしてジェントルマンなんですよねー。こちらもななみ先生が他の先生と少し接触。これも小國先生が気遣って『大丈夫?』っていってて。寺門先生とはまた違う雰囲気なんだけど、やっぱり気遣い大事!!素敵でした~( 〃▽〃)

 

原・岩崎組は今日はタンゴがいい感じにきれっきれでした!近くでみると本当にまお先生の背中綺麗なんですよ…タンゴはピクチャーの連続から入るのカッコいい✨そしてベニーズは高伸長のお二人が本当に優雅に滑るように踊るのが迫力あり、ロマンチックであり。

 

佐山・宮原組は今日はきらびやかかつ、凄くパワーが乗ってたというか、あの抜群のサスペンション(膝(笑))なのに、タンゴの力強さ、PPからの一歩目とか本当マニアックで申し訳ないですけど激カッコいい。吸い付くような足元から移動量がすごくて、プラスライティングと衣裳が凄く今日の会場にマッチしてたので華やかでした!あんなに激しくとも、頭の上に本とか乗せて落ちない感じなんですよ。(表現力!!!)

 

及川・髙木組!ダンススタジオコネクト橘で何度か団体レッスンでお世話になってますが、及川先生のベーシックってほんと綺麗で丁寧なんですよね!

もうこの丁寧さはベーシック好きにはたまらんですよ。多分気づいていただいた気がする!控えめだけど目線と笑顔が来た気がする!本人主観!

 

田原・上脇組がもうファンサすごすぎて接近戦極めり!って感じでした。通りすぎてからのリプレイのように戻ってきてくださったり、本当にファン心を鷲掴みにするサービス精神。そして、ベニーズワルツの上脇先生の女王様感!!ベニーズワルツの前振りって『プリンセス👸』ってイメージなんですけど迫力溢れて『女王陛下の戴冠式』見てるみたいでした🤣ダイナミックで遊び心もあって、これはファンになっちゃいますよねー

 

はい、芝山・平岩組は今日もスマートにかっこよかったー!どことなく遊び心がお洒落で表現がめちゃくちゃカッコいいの(*/□\*)中部の先生なんですが、最近かなり応援してて、今日はお友達にも宣伝(笑)音の取り方の余韻が素敵なんですよねー

そして、タンゴのキレ味シャープさと、ドラマチックさが掛け合ってて凄く素敵なのです!コーナーでスウェイからのピクチャーとか大興奮です!!

 

はい、最後は中嶋組です。

好きが行きすぎて気持ち悪いかもなんで、ここでさらっと読みたい方は終わりにした方がいいかも?🤣

 

藍香先生は期待を大きく、それは大きく飛び越えてのめちゃくちゃ可愛いドレスでした!!!!入ってすぐお会い出来たのですが、それはそれはそれはそれは可愛い~!!!ウエストからの切り返しにリボンとか似合いすぎて、僕が使うと思ってなかったけど、『尊い』ってきっとこんな感じ。花のモチーフも、フロートのさきにモチーフもついてて、また背中にはキラリと光るアクセント!完璧✨

また中嶋先生が狙ったようにこっちにアピールしてくださって、藍香先生とか通りすぎる度に目線でニコッってもう『可愛い』連呼しすぎて語彙力死にました。中嶋先生も凄く柔らかいのにダイナミックに踊られる先生なので、迫力もあってめちゃくちゃカッコいい!今日はクイックが2次予選から激良くて、安定のワルツとクイックで決勝出られてて幸せたったー( 〃▽〃)ワルツは、ドレスがスカートの部分がターコイズなんだけど、内側に赤い生地が潜んでて、揺らめく度にチラッと見えてそれもまたいい!!お二人のコーナーでのハイロンデが凄く好きなんですが、今日も冴え渡ってました。

 

 

はい、少し興奮吐き出して落ち着いてきたところで、競技会でのトライアルに初挑戦してきました!!もう、夢にみたといっても過言ではない藍香先生とのダンス…✨もう幸せ過ぎてこれでしばらく生きていけます。

直前で頭を整理したくて、会場の緊張感にのまれないようにシャドー少しやってから挑みましたが、練習場所を提供してくださったジルバさん、最後の調整に付き合ってくださったるnちゃんさんに感謝です。結構チャレンジしようと思ってて、リード入るか心配でしたが、るnちゃんさんが全くの初見で踊ってくださったので(凄く上手なフォロワーさんというのも多々あり)自信をもってチャレンジできました。

 

僕は、皆さんと踊れるのが本当にそれこそ先生方ももちろん踊ってくださるだけで幸せだったんですが、初めて『この先生と踊りたい』って強く思ったのが藍香先生で、棚ぼたよろしくチャンスがきて、僕は本当に幸せです(*T^T)

中嶋先生は九州のお教室の先生で、さすがに事前練習もできず、ぶっつけ本番かつ、僕はデモラーでルーティンも持たないので完全なるアドリブ戦。

正直久しぶりに口から心臓出そうだなーと思いましたが、何かあんまり緊張してるように見られないみたいで…💦

 

トライアルは、出場されてた先生方も凄く温かく拍手してくださり、応援もしてくださり、ゆかり先生からはなんとおほめの言葉をいただいちゃいました( 〃▽〃)中嶋先生も凄く誉めてくださって、藍香先生も『楽しかった』って言ってくださり、もう幸せこの上ないです( ;∀;)

あっという間のワルツ一曲。思いどおりに出来た…とまではいきませんでしたが、ダンスタイム張りのアドリブでこんなに楽しく踊れて嬉しくて。藍香先生は身長も凄くぴったりで踊りも柔らかくて、ますますファンになりました!また機会がありますように…

 

 

今日は本当に大興奮の試合でした。多分一生この日を忘れない位のインパクト!

あたたく応援してくださった先生方、凄く応援してくれたお友達に感謝をこめて!

ジャパンカップダンスin浅草 2022/03/27

競技会はメモを文字でとるより、姿とドレスが判別出来る写真撮ったらあとはガン見してた方が覚えてるいっしーです(長い!)

 

文字ほんと意味をなさないなー。記憶は全て映像と音声なんです(*T^T)

 

ちゃんと脳内でかなり再現性高くリプレイできる機能ついてて良かったね!ってことで、反芻しながらいってみよー(*´▽`*)

 

本日も、素人の勝手なイメージ感想文ですが、何だか結構な皆さんが読んでくださってるようでありがたいやら恐縮やら。

ほんとに素人が、見てきたものを反芻しながら、思い出してる踊りの印象等にたいして文章を書いてるので、感想のポイントも、視点も結構ばらつきがあります。この先生のここが好き!!ってことだけを抜いてるので、どうぞご容赦くださいませ。

 

 

 

さて!午前中はラテンでした。

井上・浅場組は決勝がものすごい良かったと思う!なにせ規格外サイズのお二人、混戦で縮こまるとかは全くないけど、あのダイナミックさを堪能するなら、スペース空いてるところで踊ってるときが一番輝いてる気がします。はるか先生の脚線美も堪能できるし✨決勝は表情というか、背中とか凄く雰囲気カッコよくて、てを思わず握りしめてしまった。お二人のダンスって、身体能力の高さ、高身長カップルで目立つっていうことなんですが、僕の推しポイントはそこだけじゃなくて、二人の空気感というか、手先じゃなくてボディと空間で繋がってる感しがとても好きです。しなやかなのに縦に一本ビシッと通ったラインが激カッコいい。

 

箱田・田原組は一次から一度として出力落ちず、常にクライマックスか!?という迫力でした。

細いのに地面を感じる重厚感、まりか先生のキレもありつつ、しなやかな表現、ラインが美しい…( ;∀;)箱田先生のビートは腹に来るほど響くんだけど、移動量もすんごいんですよね。ジャイブとか浮いてるし( ; ゚Д゚)足を踏みしめる力強さ、そこから繰り出されるしステップ、なやかなな背中と指先の表現。はこまりのお二人は、パワーだけじゃなくて、小柄だけどその爪の先の先まで感じる(なんなら毛先まで)表現が凄く素敵。

 

今日は中川・毛利組を堪能できた日でした!ルンバがめちゃくちゃ良かったし、パソはあのジャンプを目の前で見て迫力に目がかっぴらきました(笑)目の語りかけの強さは桃子先生がすんごいんですよね。中川先生も、目が細いのに(ディスってないですからね!!)アピール凄いのですよ。目が合うと(あってないかもなんだけど)ドキドキしちゃう。何せパワフルなお二人。離れてからの引き寄せとか、緩急の付け方がほんとにくっきりしてて、輪郭がとてもはっきりしたダンスだなーと思います。とかくルンバはラブい💕

 

松岡・齋藤組の今日のパソステップがお洒落過ぎて『なんじゃありゃー!』と内心叫んでました。本当にカッコいいんですよね、お二人のパソ。今日はチャチャも凄く良かった!!ひかる先生ってボディコントロールが凄くて、あんなにバネを使っても全然ぐらつかず、ピタッと止まって見せるのが本当にカッコいい。そしてハードな動きでもびくともしない安定のリードをされる松岡先生。チャチャは何か凄くステップお洒落だし、今日は凄く組み方というか、より安定性があって凄くカッコ良かったです。アクロバティックな動きも軽々やれる身体能力の高さ、軸の強さは毎回凄くワクワクしてみてます。

今回はスタンダードにも出られてて、ひかる先生のモカカラーのドレスが激可愛いいのにカッコよす。

 

 

田原・上脇組、毎回名前逆転して書きそうになるの何でだろ?🤣今日はラテンのドレスが凄くカッコよくてエロかったです✨(感想文!)黒いタイトスカートに白いシャツという感じなんだけど、スカートは深いスリットとフリンジで、胸元は閉じてるようで動くと黒いインナーがチラ見せ仕様…さすがです。

プログラム見たら最初から最後まで踊りっぱなしって本当にタフネスすぎますね…(;´Д`)しかし、毎回そんなことをつゆとも感じさせない圧巻のダンスと、スタートポジションを全方位に気を配るファンサの熱いお二人。首回りっていうとちょっと語弊がありますが、顎から鎖骨の回りって凄く雰囲気作るのに大事なとこって思ってて、空気感というか、雰囲気が凄くお二人のはカッコいいのです。

 

 

小野組!今回も抜群の安定感、そして孝明先生の避けかたカッコよすぎやん(*/∀\*)大人の余裕ですよ、これですよ。運動量的なものって、凄く目立つし、カッコいいなーとは思うんだけど、僕はとかく表現重視タイプなので、ストーリーが見えるダンスをされる先生に目がいくんですが、お二人のダンスはまさに。あと、床の踏み締め?なのかな。凄く重厚な感じが、濃密さと安定感のポイントなんだと思うんですよね。えみり先生のターンとか、本当になんでもない、みたいにさらっと、軽くじゃなくてさらっと回るの『一生懸命です!!』みたいなアピールじゃない、余裕感じて憧れます。なのに、指先のというか、アームは肩甲骨から長く伸びた指先まで神経通ってる感じ。

 

さて、他の先生も…と思ったんですが、今回は少し書く内容を厚めにしたのと、スピード重視で。記憶だからなるべく鮮度高いうちに書くためにしぼり込ませていただきました。恐れ多い((( ;゚Д゚)))…まぁ、個人の目線カメラですので。

 

スタンダードいきます!(まだ続くんかい)

 

優勝した西尾・下田組から。

この日の西尾先生、藍先生は何か凄くいつにもまして柔軟性というか、表現がしなやかなのに強かったです。地面から立ち上るパワーを感じるので、軽やかさと共に重厚感もあるお二人。藍先生のあのシェイプの美シルエットたるや、首が曲がるでもなく、美しいラインを、大きく花が開くようにとられてて、もう美しいしかでない。西尾先生の膝の使い方が凄くアクセントを感じるというか、送り出しの滑らかさ、ドライブの強さは本当にカッコいい。そしてお二人の音楽表現もめちゃくちゃ好きです、曲に合わせた表現なの、同じ種目でも曲が変わればまた違う踊りで目がいってしまうのです。

 

大村組。大村先生は、何といっても抜群の安定感ある背中、パートナーの友恵先生が凄く背中柔らかくてトップが綺麗に開いても、大村先生の抜群の安定感で、とてもバランス素敵。あの群青?のドレスがめちゃくちゃカッコいいの。ともえ先生の印象って可愛いのに、踊るとめちゃくちゃカッコいいんですよね。大村先生は、本当にベーシック丁寧で美しい。華やか、というより堅実。これは言い方気を付けないと失礼にあたりますが、僕は本当にじっくりベーシック踊られる先生大好きなので、ものすごい見ちゃうんですよね。凄く丁寧。そこが好き。

 

原・岩崎組。原先生は、ラテンもスタンダードも凄く安定感あって、軸が強いんだと思うんですが、回転とか、パートナー先生のロンデ多めなルーティンで、パートナー先生が凄く美しくラインとれるのは原先生のリード凄いんだと思ってます。まお先生は、ちょうど初めてボールルームフィルムフェス見たときとはもはや別人。スタンダードは迫力すら出てきました。アマチュアからプロに転じてからのスピードたるや凄まじいものを感じます。身体能力の高さに加えて柔軟性、背中の表現が凄くて、とても印象的。このお二人手足長いんですけど、スピードというよりしなやか。そこがまたちょっと雰囲気があっていいなーと思うのです。個人的にはラテンのドレスは、前の黒いカラーに多色乗せてたドレスの方が好きかなぁ…まお先生の背中は出すべき(言い方)

 

小國・和田組。スンとしたシルエットから繰り出される移動量の多さが素敵なお二人。激しいというより、物静かなのに、ドライブの凄さよ。ななみ先生のドレスが前のドレスも良かったけど最高過ぎた。すんごいトップが開いてるというより、わりと縦長シルエットなお二人なんだけど、踊りをなまで見るとその機動力、柔らかさに虜になるはず!!特にスルスルーっと抜けていくのにあっという間に通りすぎるクイックはまさに圧巻。そしてオーバースウェイとかセイムフットランジの下半身ポジションが吸い付くような位置でめちゃくちゃいいんですよ。(ちょいとマニアですが)

 

佐山・宮原組。膝のサスペンションが神!と思ってる佐山先生ですが、今日のタンゴは何か凄くドラマチックだったきがします。ゆかり先生のスウェイがいつもよりさらに情熱的に開いてる感じがあり、柔らかいのに激しい感じがしたので、何か凄く良かったのです。いつものスローとかも安定のロールスロイスぶりでしたが、タンゴのアクセントも、全然ぶれるとかじゃなくて、そのサスペンション最高級の膝からバネを使っての切り返し、みたいな、セイムフットからのファイブステップとか(ちょっと違うかも)ゆかり先生のボディの反転とか、凄くシャープでした。

 

内藤・手島組。相変わらずのダイナミックムーブメントなんですが、ベニーズワルツ凄かった!トップが凄く広くて、小柄と思わせないドライブのかかりかた、本当にこのお二人って、競り負けない強さがあるなーと毎回思います。多分体幹がものすごい強いんだと思うんですが、素人考えだと大きくすればするほど、体って傾くから、ぶれたり崩れやすいものだと思うんですけども、お二人のパワーバランスたるや絶妙。回転の多いベニーズだとそれが如実に見える気がします。素人だけど。紫乃先生の水色ドレスはぎゃんかわでした!

 

斉藤・八木組。歌ってた。今日も音が乗ってて素晴らしかったです。お二人のダンスは表情込みで是非みてほしい。それとライズがね。それはもう滑らか過ぎてライズロアー(ちょっとだけ補足しますとつま先立ちか、かかとついてやや重心落とすかってやつです)がもうめちゃくちゃ綺麗なんですよ。ライズしてる瞬間は重力ないし、ロアーは送り出しの移動量が凄いし、そこからもう華やかなトップがついて、表情までついてもう目を奪われずになんとするですよ。あのワルツとかのライズ~次のステップへの流れとかめちゃくちゃ最高。(マニアになってきた)お二人の踊りだと、フロートはボリュームあって長いやつが絶対似合うと思ってるんですが、毎回最高チョイスなデザインでさすがです。

 

西田組。西田先生は小柄ですが、やはりその組み方でボリュームがあるのか、とてもダンスはワイド?(両サイドに広がる)なイメージ。コンタクトでボディを少し離されてるのに、みほ先生のネック、腕からのコンタクトなのか、空気感もあるんでしょうけど反応が凄すぎる。みほ先生は体柔らかいので、ピクチャーとか凄く開くんですけど、西田先生のコントロールが凄いんでしょうね。お二人のダンスって凄くバランス力が強くて、回転するときの内回り外回りとかの役割緩急が、素人が見ても凄く綺麗。だからロンデとか華やかで、結果ワイドな印象のダンスに見えるのです。

 

田中・加藤組。いやー美智子様のドレスが圧巻の美しさでした。ブルー地にブラックとゴールド、フロートがチェーン?みたいなキラキラにボンボンみたいなデザインって、あんなにゴージャスなドレスさらっと着こなすの凄すぎです。そして田中・加藤組は本当に首のシルエット美しい✨スンとした所も、ピクチャーでラインを見せてる時ももう美しさの塊。あんなに柔らかくて開くんですけど、お二人のダンスって足元強いんですよね。だからクイックとか、スローとかめちゃくちゃ見ごたえというか、ゴージャス+スピードって感じです。今日のクイックでは何か凄くお茶目な繰り返しをされてましたが、目の前で毎回美智子先生がリアクション変えてて、『プロってすごい…』と思ってました(笑)閉じ込められても慌てずちゃんとたて直せるどころか、ファンサに変えちゃうの凄すぎですよね?

 

書き漏れてた!!

岡組。中部からよく参戦されているのですが、お二人のダンスが凄く素敵で、実はここ最近毎回チェックしているのです✨瑞紀先生の素敵なスマイルに撃ち抜かれてからのファンなんですが、しっとりとした躍りに、瑞紀先生のあの美しいライン。岡先生も

勝手なイメージなんですけど、派手なステップガンガンというよりは、しっとりとした美しいベーシックが最高な印象。そしてまた音楽の取り方とか表現がまたいい!!個人的にはワルツが好きですが、あの回転からのブワッと広がるロンデかな?とか凄くシルエット美しいので最高。

 

 

さて、今回はまたいつもと変えて、少し感想長めにしました。多分もう少し語れるし、他の先生のダンスも拝見して楽しんでたけど、全部書き出すのも大変なのでまとめさせていただきましたが、それはそれはもう、毎回目が忙しいと感じるほど楽しい時間を過ごさせていただいてます。ちゃんと勉強にもなるし、目に麗しいし(笑)

 

さて、今回は何と先生方は大変お疲れだと思うんですが、トライアルタイムがついてました。

人が少なくなり、終わりの時間を少し巻いて捻出されたんだと思うんですが、DANフェスなど先生とイベント的に踊る機会が絞られてしまうようになった昨今、新しいニーズに応えてるなーと思いました。今日は見学にしましたが、次回はあのフロアで思い切り踊れるなら、踊ってみたいかも。と、思ってます。

 

 

寝落ちしたから深夜に目が覚めて、ブログ一気に書いてみた(笑)

スーパージャパンカップレポート セグエ編 2022/03/05-06

社交ダンス執事を名乗ってますいっしーです。

 

今年はいきなりクライマックスか!?ということでセグエ編を先に書いております。

何故ならルール検証が面白かったので先に書きあがっちゃったんですよねー

 

セグエの感想は1日目はスマホ、2日目はパソコンにメモをとっていたんですが、さて、ここで難しいのは、どこまで書いていいのか?ということ。

有名作品のオマージュが見れるのは楽しいのですが、全体的に原作があるものはその名前などは伏せさせていただきます。なぜなら今後選手の皆さんの何かしら創造における阻害要因になりたくないので。ざくーっと要約して書いていきますが、個人の記録のための意味合いが強いので、その辺ご容赦いただけますと幸いです。

観た方はたぶん「あーあれね!」ってなってくださる・・・と思いたい(笑)

 

1日目ラテン(※敬称略)

 

①岡本・塚本ペア

これはタイトルから何か作品・・・ということではないかな?でもテーマがものすごくしっかり見えていた作品でした。トータルで「時限爆弾からの脱出劇」のワンシーン。いわゆる時計の時刻音「チクタク・・・」というやつですね。それが見ている人に緊張とドキドキを伝えてくる中、細かい音の変化があるんですが、例えばその時計を止める、とか、そこから再度時計が動いて・・・とか、あれって音を完璧に覚えたうえでのタイミング合わせなので、すごく細かく指定される音が入っているこの演目はかなりの難易度の高さだったかと。お話の流れは、「爆弾を止められるか!?」というドキドキのパソドブレ。かっこいいのだけど、「止まったかと思ったら止まってなかった」が2回あったので、トータル面白いところもあり、岡本先生、塚本先生の演技力が凄くて、お芝居観てるような気分でした。(ダンスも最高でしたよ、もちろん)

 

②中村・大塩ペア

衣装から度肝を抜かれました。近未来って一発でわかるすごく特徴的な衣装。(あれって地球外生命体っぽいのか???)動きが最初ロボットみたいなのに、音楽がいざ始まると、キレッキレでパンクな感じの曲に合わせて激しく踊るお二人。ほぼほぼ全身タイツのような衣装であれだけ激しく踊るって、それこそ全身の頭のてっぺんからつま先まで丸見えなわけで、プロならではの圧倒的な技術力の裏付けあってこそですよね。ただ、申し訳ないことにコンセプトはわかるんですが、ストーリーまでは読み切れず・・・ってストーリーありきじゃないのかな?近未来感は視覚からダンスまで本当にSF!って感じでした。

 

③瀬底・堀川ペア

勉強不足をさらしますが、タイトル読めなかった&意味が分かってなかった・・・これはググっとけばよかった案件。とかく迫力がありました。今年のラテンはパソのダンスが多め?こちらも迫力あるパソドブレが入っての演目。意味は分からなかったので後で調べましたが、これ有名なピアノ曲なんですね。(知識不足・・・)因みに今聞きながら書いてますが、確かにこれだったかも。ドラマチックなメロディーなんですが、これ音難しい・・・!!!これを見事に踊る先生たちってほんと凄いです。そして、最後怒涛の連続リフトはものすごい迫力でした。最後まで駆け抜けた感じの演目、息つく暇もなくあっというまの3分でした。曲は調べるとYouTubeで簡単に出てくるので、観た人はこれを聴くと思いだせる気がする。(原曲はおそらく8分以上あるので編集お見事でした!)

 

④中島・奥山ペア

これまたスピード感のある演目でした。司会の大塚さんが某超有名曲(クラシック)であったことを言ってくださいましたが(すごい!)これも回転がすごいのなんの。そして、二人のダンスが絡み合っているというか、繋がりが凄く強く見えたのに、最後の最後で突き放すっていう劇的なラストが印象的でした。

この辺できっと夢中になり過ぎたのかメモが急に少なくなってて、ドレスとかちょっと思い出せるピースがあればもっと思い出せそうなんですが、記憶の引き出しがあかず・・・思い出したら書き足しておこう。メモではすんごい「ぞわっとした」って書いてあったのでめちゃめちゃのめり込んでみていた模様なのに。悔しい。

 

⑤清水・丸市ペア

昨年なんとケガで急遽欠場されていたお二人。(記憶違いだったらホントすみません・・・多分去年のメモにないからあっているはず)今年は無事に出場されていて、テーマがこれまた非常にわかりやすかったです。

さて、昨年も結構怖い演目あったんですが、今年はこれでした・・・めっちゃ怖かったー。既成作品のオマージュではないと思うのでテーマを書いてしまうと「催眠術」だったわけですが、これがね、あのよくあるキラキラしたものをぶら下げてゆら~ってゆらしてかけるんですが、のんびりした感じはなくてこれが激しいのなんの。パートナーのみゆき先生が操られる側だったんですが、2回ぐらいすんごい激しく倒れてたんですけど、痛くないのかな・・・若干心配になるほど迫真の演技でした。

 

⑥須藤・庄司ペア

こちらはミュージカルのような演目でした。ダンスを見ていた一般人の勝手な感想ですが、なんか出会って恋に落ちて、でも障害があってからの別れ・・・みたいな流れが、とても情熱的に踊られていて、激情に飲み込まれて別れていく二人がせつないのなんの・・・最後のはけ際まで美しい作品でした。既存作品あったらどうしよう、勝手な感想なのでお許しください。とても切ない感じがとても美しかったです。

 

⑦正谷・齋藤ペア

タイトルがこれまたとても分かりやすかったですが、タイトルが分かりやすいのと、表現するのが簡単化は全く違う・・・ということを踏まえて、さすがのお二人、すごい剣幕というか、ぶつかり方が激しい!早いステップから刻むようなビートなんですが、もう本当にこのお二人のダンスって、音が気持ち良すぎる位に合っているので、二人に音が合わせているのかと思うくらいです。生演奏か!?(違う)ものすごいエネルギーで最初から最後まで衝突していたんですが、最後より沿うのか・・・と思いきや決別していて、「くっつかないんかい!」と思わず突っ込んでしまったのはご愛敬です。

 

⑧野村・山﨑ペア

野村先生はこんなに体の厚みがある先生だったのか!?というくらい、ムッキムキでした(最初そこかい)白い衣装って本当に逞しさに輪をかけるというか・・・で、何故か出だし体育座りでちょっと面白かったのは僕だけ?かーらーのかりん先生が妖艶すぎて衝撃でした!!いやージプシーなんですかね?赤いライトに照らし出されるセクシーの極みという雰囲気。絡みつく様子が、ストイックな野村先生の装い(ちょっと水兵さんみたいでした)に対してまさに濃厚な「誘惑」を見ている感じ。堕ちていくところが本当に鳥肌が立つほど情熱的に演じられて、そこからの衝撃のラストシーン!息をのむラストはド迫力でした。

 

⑨森田・小和田ペア

出だし、森田先生のジャケットの裏地がメタリックなグリーンかな?黒一色なのにすごくそこがひらっとめくれるたびにかっこよかった。真っ黒な衣装、ちょっと神父っぽい感じもあり、そこに現れる愛子先生がまた妖艶というか、コンセプト何だろう?タイトル調べたんですがいまいち意味が分からず・・・しかしダンスはもうカッコイイの極みでした。お二人のダンスって、背中から何からすごく表現力があふれているというか、観るもの惹きつけるとはよく言ったもので、目が自然とお二人の所にいっちゃうんですよね。セグエはそんな表現にのまれそうな迫力と、絡みつく愛子先生の美しさ、黒一色なのにどこか厳かでありつつも、闇を感じさせる演目でした。音がロックだったのも面白かった。

 

⑩関・長谷川ペア

これ物凄い再現性が高かった!!!テーマからホント難しいだろうなって思っていたけど、スタートした瞬間から「うわっ」って小さく言ってしまうほど、素晴らしい足さばきというかステップというか、さらにお芝居の部分も本物を彷彿とさせる内容で、小さい頃見ていた映画を思い出すほどでした。某喜劇王(わかっちゃうかな~)さながらのステップとコミカルさ、また真希先生がすごくかわいかった!ワイドパンツにキャスケット被って、少年の装いだったんですが、これまたキレッキレのダンスがすごすぎて、緩いシルエットなのにあんなに早く動けるってもう「凄い」しか出てきません・・・この演目は振付の構成がものすごく良かったし、その振付を鳥肌物の技術で表現してくださった先生方、最高でした!

 

⑪竹内・中島ペア

こちらはとても有名な名曲に乗せての演目でした。ポスターに歌詞が貼ってありましたが、ダンスはコンテンポラリーダンスをイメージさせる振付。これ、感動した人多かったんじゃないかな。歌詞を知っている人からすると感動もひとしおだったかと思います。せつなくて、息をのむように見つめてしまった演目。そして、今この曲をチョイスしたのは深い意味があったのかな~と思わせる内容でした。沢山の人に届いてほしい、何か祈りのようなものを感じたのは僕だけでしょうか?

 

⑫増田・塚田ペア

これ抽選だったのかな?一応セグエは抽選で順番決まるって話でしたが、このセグエを持って競技会引退が決まっているお二人、もし抽選でこの順番だったら「持っている」としか言いようがないですね。

さて、ラストダンスにふさわしい、某超有名ダンサーの曲をいくつか編曲して踊って下さいましたが、圧倒的なダンス力ってこういう事かなーと思いました。素人目線だけど。最後ってことなのか、この演目だからなのか、増田先生の迫力というか、何かオーラが立ち上るような迫力がありました。真美先生は相変わらずの美しさですが、この日は増田先生を前に出しているような印象があったのは気のせいかな?リフトが凄かったです。高い技術を裏付けする、超難易度高そうなリフトからの着地、さすがのチャンピオンでした。

 

長いなー読み切れない人多いかも。好きな部分だけ読んでくださいね。

 

スタンダード編(※敬称略)

 

①小林・赤沼ペア

1曲目でしたが、素晴らしかった!3分でタイトルになっている超有名映画のダイジェストを見ているようでした。出会って恋に落ちて、周囲に翻弄されて、悲劇の最後を遂げるまでしっかり描かれていた。夢のような出会いのシーンに、そこから急転直下の混乱。少し現代アレンジ的なロックを交えながら、でもあくまで情熱的なメロディーを小林先生、美帆先生が本当に美しく、ドラマティックに踊られてました。ちゃんと仮死→死んだと思って服毒死→目覚めて絶望からの自殺まで、文字にするとハード(そしてタイトル伏せてもバレそう(;´Д`))。劇的なラストで幕を閉じるんですが、ライトが消えてからの最後まさかのどんでん返しで、ラスト退場の際にちゃんと結ばれる退出の演出が作られててちょっと感動しました。こういうオリジナルアレンジを入れているところがまたにくい演出。

 

②島田・村松ペア

まさかのオフィス小劇場からのスタート。セリフありでびっくり。とあるオフィスで電話がなって、それをとったら急転直下のサイバー攻撃で・・・という怒涛の内容でした。内容としてはアレンジがきいたタンゴのデモ?村松先生の衣装変化はOL制服からの突然の銀と黒のドレス。あの返信は何を意味していたのか気になる所です。島田先生との絡みが戦いを彷彿とさせつつ、侵食されていく若干のうすら寒さも感じつつ、リーダー先生が崩れ落ちた後、最後再びの電話、「島田課長(リーダー先生)は退職しましたけど?」からの暗転。若干ホラー??怖かった~最後ぶるっと震えました。

中村先生は若干のコミカルっておっしゃってましたが、僕はめちゃ怖かったです(笑)

 

③金野・井之口ペア

こちらも凄く再現性の高い演目でした!!!割と曲がよくつかわれることもあり、デモにおいても結構使っている某有名イギリス映画がテーマでしたが、ここまで再現性が高いのは予想をはるかに超えてました。女性(伏せると味気ない表現になるけど●ンドガールです)との出会い、ちょっとエロティックな絡みから、突然の銃撃・逃走を経て、最後香織先生がが撃たれた!と思いきや金野先生にとびかかるというか、裏切り?のワンシーンに変化して、それを読んでいたかの如く最後そのピンチを切り抜ける金野先生・・・という流れだったと思われます。3分にまとめると、忙しくなりがちですが、このお二人のダンスはみじんもそういう感じはなく、映画のドキドキをもたらしてくださいました。これ色々伏せるとなんか味気ないな。観た人はわかるはずですが。

 

廣島・石渡ペア

ドレスすんばらしい。登場した瞬間からため息出るほどの美しさ。ありさ先生扮する某有名人は広告にも載ってますが「絶世の美女」に偽りなし!!あのかの有名なテーマソングに載せて、廣島・石渡ペアならではのスピード感あるクイック、壮大な海(もしくは草原?)を思わせて、広い場所を駆け抜ける爽快さは映画さながら。途中なんと矢に廣島先生が撃たれるというお芝居も入り、一気に緊迫感。タンゴも混乱と情動をすごく表現されてて、手に汗握るような感覚。矢に撃たれた時にありさ先生も巻き込まれたのかどうなのか・・・という矢先に復活して終了。クライマックスの展開を一気見したような爽快感と、ありさ先生の美しさ、ドレスの幻想的な舞、リフトを軽々と持ち上げた時のポージングのすばらしさに酔いしれるひとときでした。

しかし、終わった後の中村先生のコメントが、「気が付いたら矢が刺さってたんですね!」「痛そうだから拍手しづらい環境だったかも・・・」の発言に吹いてしまった。気が付いたら矢が刺さってたって・・・可愛すぎか(笑)

 

ここから順番がかなり怪しいのでちょっと前後してたらすみません(;´Д`)

 

⑤日比野・新藤ペア

80年代ロックの雰囲気。革ジャンにジョガーパンツ丈だったので、白い靴下がみえてて、もみあげ、リーゼントが正にって感じ。パートナーのひかる先生も金髪ポニテの可愛いワンピース。最初はふわふわとしたブラウスかと思いきや黒いドレスに変化するのが素敵!(まあなんとなくもこもこしていたので、上半身の変化は察知できましたが、それが逆にワクワクした)革ジャンに短いパンツでタンゴ踊るギャップたるや面白いのになんかカッコイイ。雰囲気作りがとても上手くて、懐かしの映画を見ているような気分。ハケ方まで最後までジャンプしたりとパーティ感あふれてて、とても楽しい演目でした!

 

⑥若代・辰巳ペア

もみあげ2連チャン(笑)超有名アニメのオマージュ作品。主役とヒロイン?に変じたお二人は、出だしからお芝居たっぷり。タイトルアイキャッチも入って、雰囲気の作り込みが凄すぎる。もともとDの旋律で拝見した時にも、雰囲気の作りがとても上手だなと思っていたお二人、芝居も凄く上手。何かをひきずるように持ってきた若代先生扮する某怪盗が、ようやく抜けた先でお宝を置いたら、案の定定番のゆりあ先生扮するヒロインに騙されて横取り・・・と思いきや、某有名刑事(笑)の声まで入っての逃亡劇!!逃げる時はお互い助け合い、クイックだったりタンゴだったり、ホールド変えずにくるくる変わってなんかすごかった。とかく度肝を抜かれるのは辰巳先生の運動神経がすんごい。側転1回前半、ラストクライマックスでは側転2回にロンダートでは?という大技までやってのけて、ゆりあ先生凄すぎです。アニメの世界観をとても素敵に表現されていて、30分1話分を堪能しました。(実際は3分だけど)

 

⑦浅村・遠山ペア

Storyまで調べてくればよかったけど、全体的にはミュージカル仕様でした。何が凄いって、崩したステップでも、リズムが難しいクイックでも、ステップと親和性に全くズレがない。アレンジもオシャレでさすがです。ラベンダーのドレスも足元丸見えでも美しい。プロってすご!!ストーリー予習不足が響いたのもあり、おしゃれなステップの連続だったのは言うまでもないんですが、どのシーンで・・・とか追いかけられなかったのが残念。ドラマチックな演出は、感情が乱れるようにステップも揺れがちと思うんですが(激情に流されるとホールドって崩れますよね?)いやーさすがでした、計算された遊び心。元ネタ知ってる人はたまらない作品だったのでは?

 

⑧佐藤・亀山ペア

小学生のころ読みかじっただけの作品だったので、全然内容思い出せなかった・・・( ノД`)シクシク…超有名文学作品のオマージュでした。

全体的に神秘的というか意味深というか・・・オープニング列車に乗ってから発射するシーンはクイックで疾走感が出てました。余韻が残る作品だったけど、原作の内容が思い出せず、各シーンにおいて悶々とする結果に。電車から降りて、またシーンが変わって列車に飛び乗って、最後残された主人公が目を覚ますまで・・・という感じ。パートナー先生のキャラクターが気になるところです。佐藤先生の面白いデザインのジャケットだなーと思っていたら、中村先生が「あのつぎはぎとか雰囲気が・・・」とコメントされてて気づきました。あの布はつぎはぎだったのか・・・!!!!

 

⑨橋本・恩田ペア

これは凄かった!!!橋本先生は刑務官かな?ストイックな衣裳がめちゃくちゃお似合い✨恩田先生が、白いドレスからの一転黒のドレスに変化してからの一気にホラーに変化。そして首を絞めながらのタンゴが圧倒的。途中のタンゴでは、ホールドの片手が橋本先生の首にかかってて、それがまたゾクゾクするほどの怖さと美しさ。恩田先生がショートのカラーウィッグ被ってたのが新鮮。普段のお二人のダンスは、本当に美しい形なんですが、セグエではそこに妖艶さ、ストイックさ、激情が乗って素晴らしい作品でした。今回のセグエでは一番好きな作品だと思う!

 

⑩福田・エリザベスペア

某有名ミュージカルのオマージュ作品。エリザベス先生にやらせたらもうチートでしょう(笑)福田先生が堅物っぽい服装、ダンスなんだけど、あんな風に踊らせてくれたら嬉しいなと思わせる魅力たっぷり。

正に、正統派ミュージカルを彷彿とさせる、エリザベス先生の演技力の高さにほんと、去年も思いましたけど、似合い過ぎるキャラクター!!!何度かエリザベス先生がぺたっと地面に座るんですが、これがまたかわいいのなんの…( 〃▽〃)

コロコロ変わる表情や雰囲気に、福田先生のたくましいリードがさえわたる感じで、始終楽しい演目でした。

 

⑪大西ペア

終止「大人」な雰囲気でした。これはタイトルさすがにジ書かないとわかりづらすぎるので(恐らく問題ないかな?)テーマとなった『JAZZ』の曲にのせて、小粋でおしゃれな空間が展開されました。もちろん演目はスローが入ってたんですけど、お互いの体をピアノに見立てて弾いたり、でもコミカルというより、大人ジョークなイメージかな?雰囲気はまさしくバーのような、ちかる先生との関係性も、なんかにおわせ?というか、ぐっと近く、でも近すぎず・・・ていう、あくまで大人であり、遊びなれた雰囲気。ドロドロした感じがなく、ムードのある一夜・・・ってイメージ。

 

⑫本多・戎野ペア

こちらは和装を混ぜたドレスがとても素敵だった。芝居・・・という雰囲気はなかったけど、中村先生が最後にコメントされていた「潔さと余韻、詫びサビというか、私たちに感動を残してくれた。」(要約です)という言葉にすごくはっとさせられました。確かに全体的に、すごくきりっとしたお二人の雰囲気は「覚悟」という言葉がぴったりでした。三味線との融合はお見事で、豪華絢爛な和風のドレスにもとても似合っていて、すごく美しく、強い演目でした。タンゴで舞うドレス、ストイックな衣裳なのに、金地が映える。そして、ラスト表彰式の時に引退発表。最後のセグエと聞いて「なるほど」とつぶやいてしまうほどの迫力あるダンスでした。

 

以上、大変文字数凄いことになってる(笑)

 

最後に大塚さんの名司会セリフを書いておきます、

「本当に、ダンスって無限なんだなって思いました」

 

ほんとにそう。

 

わずか3分の間に、人は一瞬にして物語にひきこまれていくんですよ。はけたあとは余韻に浸りつつ、何か夢から覚めたような。

 

来年もまた見たいなぁ…やはり競技も良いのですが、個人的にはデモが好きな人なので、セグエはとても楽しいです。

スーパージャパンカップレポート セグエのルールって?2022/03/05-06

社交ダンス執事のいっしーです。

 

さて、スパージャパンカップのレポートですが、今回何が興味深かったかって、昨年も司会の中村先生が、とてもこまやかにセグエの規定について口頭で説明してくださっていましたが、今年はなんとパンフレットに規定が載りました!すごい!これは画期的!!!去年も書いてあったのかな?こういうのホント嬉しいです。漠然ととらえていた身としては、求めていたものはこれだ!!というところ。

 

ということで、スーパージャパンカップといえばこれ、「セグエ」について、まずはルールを見てみました。そして、毎回神がかった中村先生のお話も踏まえ、色々確認してみました。

 

★規定との過去の比較については、僕の聞きかじった知識・記憶と比較しているだけなので、誤った知識が入っている可能性があります。これは単純に人の脳内で「こういうこと?」と思ったことを書いているだけなので、「これが正しいんだ!」でもなく、「一般人1名が記憶と規定を見比べたらそう思った」というだけです。そして、中村先生の素晴らしい解説を記憶ベースで思い出しつつ書き出してます。

 

★出典を明確にしておきますが、パソコンで打ち直してますので、誤字・脱字がありましたら申し訳ありません、何度も言いますが、比較コメントのための記録なので、ご容赦ください。

 

ピンク字=スーパージャパンカップダンス2022 プログラムより抜粋(23ページ)

公益社団法人 日本ボールルームダンス連盟

2022スーパージャパンカップダンス実行委員会 様

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2022年スーパージャパンカップダンス セグエ競技規定

1.出場資格

下記3大選手権大会の決勝入賞者及び準決勝2回以上の入賞者で、各広域加盟団体登録選手とする。

2021年 全日本選抜選手権大会(総合成績)

2021年 日本インターナショナル選手権大会

2021年 JBDF全日本プロフェッショナル選手権大会

資格を取得した時と異なるパートナとは出場できない。

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はいまずこれ!すみません、素人なのでどんだけビッグコンペなのか~とか一切わかりません(ひどいな)が、なんか大きい大会で3種類2回以上上位に入らないといけないって、そりゃ出場される選手を「トップ選手たち」と紹介するわけです。ハードル高い。おまけに注記、「資格を取得した時と異なるパートナーとは出場できない」なるほど。確かに組む相手が変わったら踊りも変わっちゃいますよね。そうなると当然の規定と思いますが、セパレートNG。なるほど、カップル間の関係性も影響しそう・・・

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2.ダンス種目

スタンダード・ラテンアメリカン共5種目中1種目以上。ほかのダンスからのエレメントも振付を豊かにし完成させるために利用することはできるが。選択した競技ダンス種目に関しては、演技全体の70%をカバーしなければならない。

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これまた難しいですね。表現したいものを制約付きでどこまで表現することができるか?社交ダンスは結構「形」というものがあるという印象なので、どこまでそれを表現しきれるか?芝居だけじゃダメで、社交ダンスの形だけだと「デモンストレーション」になってしまって・・・と考えるとこれぞ難易度高し!!ですね。

さて、中村先生のお話だと、昨年までは「5種目中3種目以上」だったそうな。「ショーダンス」では1種類以上の制約だそうで、その差は「1種目集中的に練習できるか」というところで差分が出る場合があるそうな。確かに、演目として3種類以上って、構成によってはせわしなくなっちゃう???(素人感想です、あくまで)

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3.音楽

曲の長さは、2分45分から3分30秒までとする。

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これまた中村先生のお話からすると、3分30秒までの制約は、なんと「退場まで」の時間を含むそうな。

中村先生のお話だと、

「我々社交ダンサーは印象を残したい、と思ったらいつまでたっても会場から出ていかないんですよ」

だそうです(笑)うーん、社交ダンサーの性ですかね~

審査を担当される先生方の中には、「タイムキーパー」もいらっしゃるとのこと。厳格ですね!

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4.ホールド

スタンダード部門では、最低以下のホールドを必要とする。

1)男性は左手で女性の右手をホールドする。

2)男性は右手を女性の背中に置く。(腰、肘までは可)

3)女性を左回りにも右回りにも回すことも可能。

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これは昨年、中村先生がお話してくださってました。スタンダートはホールドがあると、結構制約が・・・とは思うものの、ラテンも自由だからこそっていうのはきっとあると思います。ので、難しさとしては何ら変わらないかな~と。

セリフもなく、踊りで表現する先生方の凄さたるや・・・!!!

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5.リフト

演技全体で3回リフトが認められる。リフトを行う場合には、規定4も全面的に適用される。

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はい!セグエの迫力あるダンスの目玉といっても過言ではないと思いますリフト!!今回も素晴らしいリフト目白押しでした。アクロバティックかつ、美しく、パートナー先生が宙に舞うように浮き上がる。そしてポージングがこれまた素晴らしいのですよ!!

僕の超うっすらとした知識で間違っているかもですが、「ショーダンス」もリフト規定がありましたよね?そことどう違うか今度調べてみようかな~と思ってます。

ご存じの方がいらっしゃいましたら是非教えてください。

3回は果たして多いのか少ないのか?なんかものすごくダイナミックなリフトを何度も見たんですが、空中でポージングや位置が変わるのは1回でカウントなんですかね?そのあたりも気になる所。

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6.小道具およびドレス

入場、演技、退場時中小道具は一切使用してはいけない。男性と女性のドレスの選択は、演技のテーマに合いテーマを補足するものとすることが可能だが、ボールルームスタイルまたはラテンスタイルでなければならない。男女つながった衣装は禁止とする。

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小道具ダメなんですね!!これまた難しい・・・デモだと自由なものが、やはり「セグエ」は制約あるんですね。しかし、ちょっと難解なのが「ボールルームスタイル」と「ラテンスタイル」ってどんなスタイル?ちょっとこのルールは良くわからないな~とか思いつつ。そして、「男女つながった衣装」どんなんだ!!!(笑)

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7.審査システム

審査は、通常競技会の審査方法である複数のカップルを比較することによる相対的な審査方法ではなく、1カップルずつを絶対評価により採点される。

技術展審査9名と芸術点審査員9名で行う。5.0点から6.0点の間で採点する。(2組まで同点をつけることができる)

技術点、芸術点それぞれ最高点1人分と最低点1人分をカットしたものを合計した点数の高い組から上位とされる。

合計点が同店の組に関しては、スケーティングシステムで順位を決定する。

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こんなに人数いたのか!!という衝撃。会場から見えているのは10名くらいに見えてたので、見えない暗がりに審査員の方がいらっしゃるということですね・・・(^-^;こんなに大人数で審査していて、大掛かりですね。あれ、普通?

中村先生のお話では、「この絶対評価に対して、今年は時間が1組ずつかかるので、僕たちのコメントを少し挟みます。なお、僕たちのコメントは、審査に全く影響しません。厳正に審査されます」とのお話がありました。まあ、そりゃそうですね。スケートでも1人(もしくは1組)が終わってから、審査時間みたいなのありますもんね。

時間制限はあるわ基準は難しいわ、うーん大変・・・(;´Д`)

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8.セグエ規定審査員の審査

セグエ規定審査員が、セグエ競技規定に違反した演技を確認した場合は、違反項目1項目につき合計点から1点減点される。また、作為的・悪質な違反には審査委員長と協議の上、失格となる場合がある。

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今までのルールを見てると、「違反」というのがようやく見えてきますね。減点方式となっているのはまさにフィギュアスケートを彷彿とさせます。

 

さて、以上がセグエの規定でした!

 

結構面白いです。審査基準。これがあるとグッとセグエが面白くなる?かもしれないので、いったん書いてみました。皆さんの「楽しい」の一助になれば幸いです(〃▽〃)

 

セグエのレポートもほとんど書きあがってますが、これは書いていい内容なのか・・・?と疑問を持ちつつ、掲載に支障がなさそうな範囲で載せようかなと思ってます。プログラムで読んだ規定と、中村先生の話がとても興味深かったので、まずは!!ということで第一弾お届けします。

 

競技会って、本当に観に行くほどに色々面白さが見つかって、自分の社交ダンスの知識とかそれも乗ると余計に面白くなってきます。

初めて観た時はうすらぼんやりしてたんだな~と思いますが、徐々にじわる楽しさ。

もちろん、まだまだ初心者に広く門戸を開いている・・・とはいいがたいかな~と思う事はありますけど、あらゆる面で、さまざまな方がアクションを起こしている一端を見てきているので、これからきっともっと楽しくなると思ってます。楽観主義なんで(笑)

 

さて、これを書くのは微妙かなと思うところはあるのですが、スーパージャパンカップの開催直前に、ウクライナとロシアの戦争が始まってしまいまして、正直ニュースをみた瞬間信じられませんでした。平和ボケとはこのこと。社交ダンスはウクライナに選手も多いそうで、楽しいことを楽しいと発信して良いのか非常に悩ましいところです。

こうやってのんきに競技会を楽しみ、それに対して感想を心置きなく書くことができる環境は、当たり前ではないのだなと本当に今思ってます。

 

戦争をしたくてやっている人は1人もいなくて、それは「それぞれの何かを守るため」の「それぞれの正論」のためであり、簡単に終息する話ではないと思う反面、早く「戦争」という形が終わりますように、争いは「テーブルの上」でしましょう。心からの願いを込めて。

2022年のAsianOpenはミュージカル仕様(2022/02/20)

社交ダンス執事のいっしーです(*´_⊃`)ノ

 

さて、アジアオープン最終ブログは、ミュージカル部門です!!

 

どんな形になるかなぁと思ってワクワクしてましたが、伊東えりさんと知念里奈さんが生歌を2~3曲披露して、1曲はダンサーとのコラボレーション。

その後、ミュージカル音楽縛りでの競技会に続くまさに新しい試みでした。JDCさん凄い✨

 

僕の中でミュージカルは父を思い出すもので、サウンド・オブ・ミュージックも、キャッツも、メリーポピンズも、父がとても好きだったのをよく覚えてます。サウンド・オブ・ミュージックとメリーポピンズはテレビ放映したものをビデオに父が録画していたものを何度も見た思い出があり、伊東えりさんが、ジュリー・アンドリュースに憧れて…という話をしていただいたときには、鮮明に歌うその映像が思い浮かびました。

そして、最初に歌ってくださったメモリーは、キャッツの中でも父が特に好きで、キーボードでよく弾いてくれてたので、まさに僕にとってはもう亡くなって随分たつ父との思い出に浸る時間となり、少し切なく、感動的で、そして嬉しいものでした。

この場を借りてこんなに素敵な競技会を開いてくださったJDCさんと、バルカーグループさんに感謝を伝えたいです。

 

さて、僕の個人的な思い出はおいておいて、ダンスですね!

 

 

伊東さんの歌声に中川組のデモンストレーション最高すぎました( ;∀;)

以前のFreedom's Cupでも本当に本当に素晴らしいデモを披露してくださったお二人、音楽にドはまりしていて、最高のコラボレーション。

知念里奈さんの歌はなんと!増田・塚田組がデモを踊るという結構な衝撃( ゚Д゚)美しく切ないダンスに心揺さぶられるひととき。本当にミュージカルを見ている気分に浸っておりました。マミ様は相変わらず安定の女神感。

 

 

さて、試合はなんとミュージカル音楽縛り!(ただし、さすがにパソはいつもの曲)

 

いやー素晴らしかった!!ルーティンを各カップルでアレンジされてて、すんごいデモを見てる気分で楽しめました。だってほら、一万円で飛天の間で、これだけのメンバーが一辺にデモを見せてくれるとかおいしすぎません??

 

まずはボールルーム。

 

ダントツ音楽感に乗せてアレンジをこれでもかと織り込んでくださってたのは、準優勝した西尾・下田組でした!もう最高でした!!ちょっとした踊り出しのアレンジ、曲の雰囲気に合わせたピクチャーやスウェイに、ステップの一つ一つはもちろんのこと、確かに裏付けされた技術に表情を乗せたらこんなに気持ちが揺さぶられるダンスになるんだ!と改めてその素晴らしさを会場に届けてくださったお二人。楽しんで踊られてるのが見てる側にも伝わって笑顔が伝播する。そんな二人のダンス最高でした✨

 

 

優勝した森脇・的場組は、圧巻のダンスに加え、ちょっとしたところで、みく先生の背中がセクシーに揺れたり、ピクチャーに長く時間をとって魅せてくれたりと、あまり試合では見られないアレンジが加わって、それはそれは素敵でした!時にコケティッシュに、時にゴージャスに、お二人のダンスは本当に気品溢れてそのしなやかさとスピンなどのダイナミックさがうっとり夢の世界へ連れていってくれます。スイッチの伸びやかさ、ラインの美しさよ…( 〃▽〃)

 

斉藤・八木組の最近のダンスは『歌うかのよう』と表現してきましたが、今回のミュージカル音楽は、本当に斉藤先生の柔らかく、凄く伸びやかなダンスに、えりか先生の美しさが音楽にのって、音が弾むように、そして時に流れるように、フロートの残像とともに、とても印象的でした!

スローのチェンジオブダイレクションとか、コーナーでやってくださる時に踊り出しワクワクさせてくださるお二人!

 

柴山・平岩組!!今回本当に追いかけまくったお二人。準決勝でのダンスは、ナチュラルなのに華やかさはやっぱり音に絶妙にマッチしてて、本当にうっとりする美しさ✨曲目によっては時折ピクチャーが長くなったりすると、各選手『ため』からのリスタートがあると思うんですが、そこがいい!!柴山先生の伸びやかなハイホバーかな?とか凄く好きです。次のステップへ移るときの滑らかさとか絶妙。

 

ラテンでは、村田・麻里亜組は表現力の極みだなと。背景にミュージカルの舞台が見えてくるのさすがすぎる…麻里亜先生の表情とか仕草って、いつもキュートなのにセクシー。ぞわぞわするほど官能的でもあり、思わず笑顔になるほどかわいいのがくるくる変わって目が引き寄せられる。本当にちょっとした仕草の違いなんだけど、毎回違うダンス見てる気分になっちゃうんですよね!

 

今回とてもド正面で観られる機会が一番多かった瀬内・斎木組。ともこ先生のドレスめっちゃ可愛いすぎ事件。瀬内先生のグレーがかった青い衣装も珍しいカラーかつかっこよ。ステップの構成なんだと思うんですが、二人の接近距離(漢字にするとダサい上に味気ない)が絶妙過ぎてもだもだしちゃう!二人の寄り添う空気にトキメキ、離れた瞬間の観客目線にドキドキが止まらない。

 

こちらも正面で見る回が多かった鈴木・原田組。

こちらは本当に本当にバネがすんごい。飛ぶとか、跳ねる感じじゃなくて、遠近の取り方がものすんごい瞬間に入れ替わっていく。素人がやれば衝突案件なんだけど、お二人の超技術で絶妙な距離を保ちつつ、とても広いワールドでのダンスが迫力満点でした!

 

箱田・田原組!いつもはその弾ける肉体美に釘付けですが、この日のお二人はミュージカルの表現が!!すんごい音楽と踊ってた✨(語彙力💦)まりか先生の相変わらず最高に美しいおみ足に、軽やかであり、重厚な音楽ならパワフルに、表情がくるくる変わって魅力がすんごい!!箱田先生のバネは重力感じさせないし、爪先から手先までの動きが凄く印象に残る。まりか先生のグリーンのドレスがめちゃかわでした!!

 

奥野・高野組はこの日弾けてたー!凄く響く感じのビートを刻むようなステップ✨遠目が多かったのに、目に飛び込んでくる華やかさ!恵先生は手足めっちゃ長くて細いけどめっちゃパワフル。サンバの二人が凄く好きで、ファンサが激アツ(*/∀\*)目線合えばドキドキせずにはいられない。スピードがあってものすごく移動するのにブレない強さ、カッコいい!!

 

と、いうわけで…

 

本当に満喫した1日でした。

もちろん会場からしてお安くはない値段。ただ、内容からして、これはコスパすげー良かったのでは??と思わせてくださる、ほんとにほんとに充実のラインナップ。

 

30,000円はちょっとタイミングとか、予定によっては出せない!!けど、この内容で10,000円なら払うな。と、わりと具体的な費用対効果を感じてました。

 

何より、先生方、バルカーグループさんを始め、全体が『変化』を感じさせてくれて、

 

 

 

目が忙しいんです 2022Asian Open(2022/02/20)

社交ダンス執事と言い張るいっしーです✨

 

さて、アジアオープン二つ目のブログは推しは推せるときに推せ!ということで、試合で印象的だったことを各カップルコンパクトですがまとめてメモしておきます。

 

何せアジアオープン初観戦ですから!素晴らしい選手が沢山出られてて、午前中はお友だちのブラインドダンスを楽しみ、アマチュアオープンの試合が凄すぎて興奮し、プロの試合が素晴らしすぎて体が揺れっぱなしでした(笑)

 

上手くまとめられなそうだけど、とりあえず書いてみますね。

 

まずはブラインドダンス部門。お友だちがなん組か出ていたので、1次予選から応援にいってきました!

ブラインドダンスって本当にお互いの信頼関係あってこそで、晴眼者からの一方的なリードではなく、きちんとリード&フォローを本当に最初の最初から求められると思ってて、だから踊ってる姿が凄くぴったりくるというか、親和性が高いカップルさんしかいないんですよね。

ともすればお互いに個々で踊ることもできちゃうんだけど、ペアダンスをより強く意識し、観られるのがまずは醍醐味かなぁと思います。

ブラインドダンスに触れて、僕の中でも何か色々広がりがあって、試合を飛天で観られてとても嬉しかったです。

 

マチュアオープン戦。

ボールルームはドレス編でも書きましたが、とかく凄くハイレベルだったのだと思います。いやースピードと迫力が凄かった!!男女逆転ペアのお二人もとても素敵だったし、ほんとに別にまとめてますけどドレスが皆さんほんとにお似合いで、各カップルの美しさをより際立たせていたと思います。

ラテンは話題の藤井創太さんのダンスを観れて美しさに魅力されましたが、パートナーの中村選手が凄かった!小柄なのにあのパワフルさ、笑顔のタイプじゃなくていわゆるクールビューティーなイメージ。カッコいい✨

他にもTwitterで写真なと拝見してた方が出られてて、その情熱を間近で感じられてとても楽しかったです!

 

プロ編は、ミュージカル部分とちょっと切り分けます。

 

中嶋組

踊りだし一番、藍香先生の純白ドレスが目に飛び込んできました!1次予選から、スウェイが何かいつもよりさらに煌びやかさに包まれており、あの絶妙な拍の取り方!あれはレッスンで習えるものなのか??と何故かそんなことを考えつつ…やはりこのお二人の表現力たるや、ほんとに素晴らしいと思います。藍香先生は可愛いのはもちろん(ここ重要!)ワルツとかその光を蒔くような笑顔とか、そして中嶋先生はその藍香先生の表情をより綺麗に見せてくれる角度でのピクチャーなんだと思うんですよ!!(注意:素人感想文です、お忘れなきよう)

 

井上・浅場組

マイティーチャーカップルのたくや先生とはるか先生、今回新ドレスのオレンジめっちゃお似合いでした。以前のターコイズのも凄くよかったけど、グリーンのとか黄色より僕は今回のオレンジが好きです✨驚異の身体能力と手足の長さに目を奪われがちですが、実はお二人のダンスの一番好きなのは互いの呼吸の合わせかた?というか、たくや先生の、はるか先生が背中に回ってても自分のフィールド内に置いてる感じのカップル感が最高に好きです。サンバの踊りだしとかワクワクが止まらない。

 

大村組

競技会は久しぶりにお見かけしたかも?ブルーのドレスがめっちゃカッコ良くて、ドレス編でも書きましたが、何か前に拝見したときはまだ確か育児休暇から復帰した直後だったせいか、今回の大村組の華やかさは凄かった!ホールド広く、スウェイがダイナミック!ワルツものすごく素敵でした(*´▽`*)

 

佐山・宮原組

いやー凄かった!この日の佐山先生、ゆかり先生は、まさにゴージャス✨佐山先生のおしゃれステップは磨きがかかり、ゆかり先生のセイムフットとか赤いドレスとあいまって大輪の薔薇ですよ!お友だちと『いまのスイブルみました!?』と大盛り上がりしておりました…飛天の間に完璧にマッチしたスローはまさに王室御用達の車…いやいや、高級感MAXでした。(言い換えた意味)

 

原・岩崎組

この日のまお先生は、いつもよりさらにダイナミックなムーブメントに磨きがかかってた気がします。原先生の長い手足から繰り出されるもはや大海原(表現が迷子)のムーブメントにたいして、スピンとか広くてめっちゃ綺麗でした!毎回見るたびにバージョンアップしてる!!と勝手に感想書いて喜んでる一般人素人ですが、めっちゃ応援してます(笑)

 

田原・上脇組

今、ナチュラルにカップル表記を逆にかいてたっ(笑)

そして、上脇先生のドレス書き忘れたー!!今気づいたのでここで書いちゃいますが、ブルーブラックのドレス、めっちゃカッコいいと思ってて、前のピンクのドレスも素敵でしたが、胸元のスッキリさ、上脇先生のリズムを刻んでしまう肩を余すことなく堪能できる今のドレスの方がイチオシです✨

スロー踊る時の背中のセクシーさ、好きなんだけどどうやらあれは取り締まり対象らしく(^_^;)もったいない、カッコいいのに…とおもってたり。

 

松岡・齋藤組

今回は全般的に遠目で見る感じになってたんですが、やはりこのお二人のパソがすごく好きで、パソがかかるとフロアで確認してしまうほどです。ひかる先生のあの情熱的というか、激しい感じがすごく曲の盛り上がりとマッチしててめちゃくちゃ好き。また、松岡先生のマタドールが雰囲気凄くあると思ってて、マントさばき!!とか妄想しながら見てます。

 

西田組

こちらもドレス書き忘れた💦みほ先生のパープルのドレス、ワンショルデザインですっきりしてて素敵なんです。特に勝手に思ってるんですが、割りとカップルバランスとして身長の差がない分、ボリュームのあるドレスより、上半身スッキリさせている方が、リーダーの西田先生のシャープなラインが際立つんじゃないかなと思ってまして。先日4スタンスを習ってきたせいか組み方に注目してました。小柄な体をとても大きく見せるホールドとピクチャーが魅力なお二人✨

 

中山・毛利組

いやー今回もとてもとてもパワフルでした!間近だと迫力がすごいお二人、残念ながらこの日は遠目に見ることが多かったけど、色気はめちゃくちゃ感じてました(笑)パソの跳躍力が尋常じゃない!そして滞空時間のポーズが1ミクロンもぶれないのほんとすごいです。

 

さて、一旦区切ります!

ミュージカル編では、生歌聞けた感動とともに、セミファイナルの先生方のダンスをもりもり書きたいと思います!

 

 

 

 

アジアオープンのドレス戦略(2022/02/20)

社交ダンス執事のいっしーです(*´▽`*)

 

今回お馴染み?のダンスレポートですが、『社交ダンスにおいてパートナーさんのドレスは命!』というお話を聞いて、今回はドレスに着目してみました!

 

特に戦略として印象に残ったのはボールルームでしたので(僕がボールルーム踊るのもあり)そちらをまとめてみました!

もちろん、ラテンも戦略があると思ってるので、次回はラテンにも着目して見ようと思ってます。

 

まず、ここで僕が認識しているものが違う名称だったりすると厄介なので、最初に僕が『フロート』という名称で認識しているものは、ドレスの袖から垂れ下がるもしくは、背中についてる布や羽、リボン、チェーン等を指します。

 

さて、アマチュアオープンボールルームですが、すんごいハイレベル戦でした!素人目に見てプロか!?プロなのか!?というほど皆さん美しかったです!

 

そのダンスを見ててふいに思ったのが、ドレスの色合いやフロートのタイプは、凄くダンスにマッチしているカップルさんが多かったということ。

 

番号把握までしとかなかった自分かアホでしたが、ドレスの話を中心にさせていただきますね。

 

まず、優勝されたカップルさん。こちらはさすがに番号覚えてますが4番のカップル。

1次予選から、とても切れ味が鋭く、シャープな印象でとても華やかでした。最初からみてたら見事優勝されてたので、(*´▽`*)すごい!!と感動しておりましたが、このパートナーさんのドレスは黒というより、石の色合いで少し瑠璃がかった、表現はいまいちですが玉虫色なドレスなイメージ。黒の部分は烏の濡れ羽色というか、漆黒なのにつややか。

フロート控えめなのでスッキリとしたシルエットが、細く華奢なパートナーさんのラインをより美しく見せており、そのシャープな踊りを際立ててました。タンゴは特に美しく、強かったです。フロートがコンパクトだと早い動きがより際立つのだと思いました。

 

続いて30番かな?ゴールドと黒のドレスで、長いストールのようなフロートが印象的なカップルさん。この方は前も試合で拝見してて、パートナーのドレスに似ていたのでよく覚えてまして。

このカップルさんは、ムーブメントの滑らかさとその移動量が素晴らしく、長いフロートが残像のように残るので、凄く印象的で、前に拝見したときも素敵だなぁ…と思ってました!ゴールドと黒の配色もゴージャスなんだけど、色の置き方が流線型のイメージでちょっとシックな印象もあり、華美になりすぎず、すらっと背の高いパートナーさんにとてもお似合いでした。

 

続いて、ブルーのドレス、ピーコックブルーかな?フロートが全部羽?でボリュームがあり、とてもゴージャスな印象のカップルさん。こちらは、スピンがルーティンに多かったのか、回転により地面から水平に回転するフロートが凄く印象的で、とても華やかなダンスでした。なびくだけじゃなくて、ちゃんと地面から水平にフロートが舞うってことは、凄くスピンの遠心力がまっすぐにかかってて、歪まず美しく回りを彩るって、凄く難しいのではないかなと。※波打ったり、地面に平行にならない形だと、回転がまっすぐかかってないと思うので。

 

他にも、やはり切れ味が際立つグリーンでフロートが羽なんだけど、垂れ下がらず腕にボリュームを出してるタイプのカップルさんは、しなやかさが目を引き、イエローのドレスのカップルさんは、パートナーさんのからだがとても柔らかく、それでもスピードがあったので、黄色がとても印象的でした。

薄紅かな?縁だけ赤いドレスも目立つし、やはりパートナーさんのドレスは戦略であり、各カップルの長所を際立たせるものなんじゃないかなーと勝手に推測していました。

 

そして、書いておくべき注目カップルは、男女逆転カップルで出場されてた6番のお二人。素晴らしいのはその本気と気合い度。リーダーさんは燕尾服をオーダーされ、パートナーさんはしっかりドレスでフルメイク。ちゃんとYouTube動画を作る熱意も凄く、ダンスの練習に対する熱意とか真剣さがとても素敵なお二人。YouTubeでも応援していますが、なによりこのお二人が出場することで、JDCの競技会によりリベラルな空気が入っているのではないかなぁと勝手に思ってます。

リーダーさんの燕尾服は、その小柄だけどバランスよくシャープなシルエットをみせてて、パートナーさんのドレスは男性特有の体の大きさを際立たせない工夫なのかな?モノトーンですっきりと縦長に見えるデザインでした。髪あげもしっかりされてて、その真剣さが回りが応援したくなる要素なんじゃないかなーと思ってます。

 

さて、プロ編も書いておきます。

書いてて気づいたけどこれ写真見ながらの方がいいので、後できっとプロの方々が写真アップしてくださるのを見てほしい…

 

まーずーはー!!!素晴らしいの一言で語り尽くせない、ボールルームの優勝者森脇・的場組!!!

みく先生のドレスが!!!新作ばっかりだったのだそうですが素晴らしかったーー!!!

まず、予選~準決勝までのドレスは、胸元に黒い羽と赤い大きい石が中央に置かれ、黒いすっきりとしたドレスに、布地に薔薇かな?深紅の色合いが混ざってカッコいいかつ美しく、みく先生のモデルばりのスタイルをより際立たせてました。そして、決勝のドレスがっまさに『女神降臨』ですよー( 〃▽〃)白だけど、石がきらびやかで、フロートが羽ですよ羽!踊るとまさに飛んでるイメージなのですよ…✨美しい。ため息でるほど。

 

そして!次は競技会では必ずチェックしている斉藤・八木組!えりか様のアートドレスは、それはもう秀逸の一言!!石ではなく、ドレス自体に描かれたデザインで魅せるまさに『アートドレス』なわけで、毎回新作とかはめっちゃ楽しみにしてます。そして、準決勝まで着ていらっしゃったモノトーンのドレスは、またフロートがふんわり広がり、ここ最近の斉藤・八木組のしなやかで柔らかいのにムーブメントが大きく、とても印象に残るダンスに一役も二役もかってると思うのです!

 

次は原・岩崎組!青紫のドレスはお初で拝見しましたが、スリムなまお先生のラインをより美しく魅せるデザインでありつつ、カップルのダイナミックな動きが目に焼き付く素敵なカラーチョイス!背中のデザインがすっきりしていたせいか、昨日は回転が凄く広く見えました。

 

アマプロ戦からひそかに応援している柴山・平岩組。ブラウンとブラックのとても石がきらびやかで、ゴージャスなデザインなんだけど、色味でカッコいい印象にまとまっててめっちゃ素敵でした!

お二人のダンスはリズムの取り方やスウェイのかけ方とかが激好みなので、華やかなイメージがとても目に焼き付いてます。ブラウンのドレスは今回他にいらっしゃらないかな?ともすれば肌感が出て、個人的には好みが別れるところだと思いますが、カッコいいブラウンは黒とコントラストが美しいなと思いました。あくまで好みのはなし。

 

大村組の青いドレスも素敵でした!!何か前よりホールドの広さがぐっと上がってる気がしたのはドレス効果?腕までしっかりカラーが入ると、ホールドの美しさが際立つ気がします。前のオレンジのドレスも素敵でしたが、今回の青はかなり僕の中でヒットした感じです!

 

さて、最後はもちろん、中嶋組!!!

もう藍香先生のあの白ドレスは、100人にきいても100人似合うって答えると思う!!

ボリュームのある白ドレスですが、ご本人がとても華奢なので、お人形さんみたいにかわいいのですよ!!また笑顔がね!もうファンになるしかない…(主観入りまくり)中嶋組のあのワルツとかのスイングは、ダイナミックでもあり、優雅でもあり、ボリュームのあるドレスがそれに合わせて舞うからホントにめっちゃ美しいんです。それが好みの躍りかたをされてるんだからもう推すしかないと…!!!

 

ということで、勝手気儘な個人的主観で書き上げましたが、やっぱりドレスって戦略であり、個人を際立たせる要素であり、それを上手く活用するって大事なんだなと思ったのでした。

 

さて、次は試合の内容を書きまする!