ハイスペックな社交ダンス執事を目指して

一般社会人が、趣味として始めた社交ダンス日記。女だけどリーダー特化型で自分らしく。

スーパージャパンカップ2021レポート(セグエ・スタンダード編)

社交ダンス執事のいっしーです。これも執事業修行のため???スーパージャパンカップ2021を観てきましたーの第2弾はセグエのスタンダード編!

 

これまた多分に主観も入りますので、あくまで個人的な備忘録に近いですが、会場で見れなかった皆さんに少しでも雰囲気が伝わるといいなーと思いまして。

 

しかし・・・もろもろ伏せないといけないところが多いので、表現も難しいところ。くれぐれも先生方の足を引っ張らないように、気を付けたいと思います。

 

さて、今回も演目はすべて覚えてますが、順番は若干怪しいので順不同?の可能性高いです。

 

①佐藤、亀山組

初っ端かなり斬新なというか、すごく雰囲気は伝わるんですけど、ちょっと諸々設定にびっくりしたというか。亀山先生はとても妖艶というか、まさかの配役に衝撃というか。亀山先生の左手が蛇のようになっていて(ちなみに蛇ではないです)上手くホールドと、戦いの様子を組み合わせているというか。衣装が凄く凝ってました。

とりまシリアス作品だと思うんですけど、頭かじられて笑ったの僕だけかな?あそこ笑っていいのかダメなのか微妙なラインでした、正解が知りたい(笑)

 

②島田、村松

これは本当に楽曲と雰囲気が合っていました。始終幻想的で、スタンダードの雰囲気とマッチしているというか。タイトルがまた素敵なんですが、何がひっかかるかわからないのでここでは伏せます。とにかくピッタリだった。月夜がみえるような幻想的な雰囲気の中、スローやワルツが凄く馴染んでこういう雰囲気好きです。こういう大舞台だとムービングライトで雰囲気がもの凄く出ますよね。

 

③結城、増田組

これはコミカルな作品でした。でもオシャレなんだな~お二人のパントマイムがうますぎて、プロって本当に何でも表現できちゃうんだなって思いました。ダンスもそうですけど、表現力ですよね。さて、こちらの作品は大人の二人がワインを飲んで、少し酔っ払った雰囲気で楽しく踊るというものでしたが、(ここまで書いても大丈夫だよね???)やり取りがコケティッシュでありながら、どこか洗練された大人の雰囲気というか。ソムリエの結城先生はとてもかっこ良かったです(笑)

 

④清水組

これはピアニストなのかな?リーダー先生の燕尾までいかないけど、ジャケットかっこよかった。そして、パートナー先生の衣装がこれまたジュリエットみたいで素敵でした。ピアノの音楽が多数変化を起こして、始終クラシカルなんだけど、どこかドラマチック。ピアノとのマッチングが凄く素敵なので、これ演奏会とかでも観れたら素敵だなと思います。

この作品はエンディングも凄い素敵でした。天井に手を伸ばしたところに最後までライトが当たってた。美しくて切ない感じでした。

 

⑤福田、エリザベス組

これはパンフレット見た時から「ハマり過ぎだろ」と突っ込みたくなるくらいのテーマでした。名前はやっぱり伏せますけど、某とても有名な作品のオマージュ。ストーリーがまた素晴らしかった。僕は原作知らないんですけど、ダイジェストをみせていただいているような気がしました。またお二人の芝居がすんごい上手くて、セリフ聞こえてくるようでしたよ。少しサウンドオブミュージックを彷彿とさせる感じもあり(しかしオマージュ作品としては全くの別物を取り上げてます)楽しかったです。エリザベス先生にリードされる様子が、凄く無骨ありながら、かわいい王様を福田先生がぴったり過ぎる配役で表現されてました。

 

⑥浅村、遠山組

タイトルからしてなかなか挑戦的なものと感じましたが、スタンダードでこのテーマってもの凄く難易度高そうな勝手なイメージを完璧に払拭する本当に素晴らしい演目でした。あえての挑戦という事なんでしょうか?出だしから乗りのいい音楽に合わせて、会場から手拍子が聞こえてきました。またお二人がカッコイイもんだから、様になりすぎててすごいのですよ。ギラギラした衣装なんですけど、青でどこかシック、かつポップな感じもさせるのにやっぱりエレガント。見事優勝をかっさらった作品です。

 

⑦小林、赤沼

衣装変化ではなかったのですが、これは仕込みが面白かったです。ストーリーはタイトルから想像しやすいものでしたが、お二人の演技力で、これまたドラマを見ている気分になる作品。最後に赤い糸がするする伸びていくの、驚いた観客は多いはず。お二人のダンスは、なんかこう・・・芝居の一部というか、溶け込み方が凄いナチュラルというか。赤沼先生はとりあえず可愛かったです(笑)ラストは赤い糸をくるくると赤沼先生に巻き付けて(言い方(笑))踊られましたが、赤い糸がまるでフロートのようでした。

 

⑧若城、辰巳組

もうなんでみんなダンサーの人は演技上手いの!?っていうくらい、パントマイムがちりばめてあり、舞台設定が音もあってすごくわかりやすい。こちらはちょっとサスペンスチックであり、ただ、シリアスにはなり過ぎない、所々コミカルな芝居が入っていて、逃げるところのクイックステップは、ピッタリすぎてすごい面白かったです。タイトルから財布を拾う瞬間からの転落劇なんだなと思いましたが、お二人の演技でセリフが聞こえてくるようでした。

 

⑨本多、戎野組

個人的にはかなり好きな演目でした。もう少し芝居っけが強いかなーと思いきや、衣装とダンスがとてもマッチしていて、悲劇の舞台をこれまたダイジェストで見つつ、踊りの中ではかなさ、美しさを堪能できる作品でした。最後本当にぞわっとするほどのエンディング。悲恋が本当に美しく、ドラマチックに描かれてました。取り合えずこれまた戎野先生が美しすぎて役に合い過ぎて・・・

 

⑩橋本、恩田組

最後は昨年チャンピオン橋本組。1日目のプロスタンダードでは、相変わらずの強さを見せてましたが、今回の作品は別のダンスジャンルでも有名な演目のオマージュ。

これがね、ほんっとーに凄い良かったんですよ。僕的にはこれが一番好きだったかも。圧倒的なスタンダードの美しいダンスと、原作の雰囲気が合い過ぎてもう鳥肌たちっぱなし。恩田先生は美しかった本当に幻想的でありながら超絶美しかったのですよ。そして、本当はちょっと悪い男のはずの橋本先生の役は、何故か誠実そうに見えるという(笑)しかし、本当にダンスがシームレスというか、芝居と本当に違和感なくするっと入ってくる感じ。素晴らしかったです。

 

さて、僕は初めてのセグエだったんですが、チャンピオンに輝いたのは浅村、遠山組でした。橋本組が優勝続いてたのか、会場が最後2位に橋本組をコールした瞬間、会場がわっと盛り上がり、浅村、遠山組はコールされた瞬間抱き合って喜んでました。本当感動的だったー

 

2日目ラストを飾るにふさわしい、とてもドラマチックな終焉、僕のスマホは残り8%になってて、後半はあまりTwitterもできなかったんですが、この興奮をとにかく書き残しておこうと一気に2個ブログ書いちゃいました。(笑)

 

さて、明日も色々振り返ってみようと思います。

 

※翌日いくつか修正しました。文章が拙いので、広い心でみていただければ(°∇°;)