ハイスペックな社交ダンス執事を目指して

一般社会人が、趣味として始めた社交ダンス日記。女だけどリーダー特化型で自分らしく。

コンサート『Tango!』にいってきた!2021/10/23

社交ダンス執事のいっしーでございます。

 

さて、10/23にオペラ歌手辰巳真理恵さんのコンサートに行ってきました~👋😆🎶✨

 

この日もダンスで共演されていた成田先生のお教室で偶然その歌声を拝聴する機会がありまして、その時の癒しというかα波出てるとしか思えない透き通った声に惹かれて、今回は親孝行もかねて!と思って母と拝聴してきました。

成田先生も出演されてるし、リベルタンゴが大好きということもあり、わくわくで迎えた当日でごさいます。

 

一部はオペラからの選曲なんでしょうかね?全くその辺り素人なので、あー言葉が分かったら更に楽しいだろうになぁ…なんて若干自分の無知さ加減を嘆きつつも、音が本当に美しいなぁと感じてました。

 

第二部がめちゃくちゃ楽しみにしていたリベルタンゴでしたが、もうこれが最高でした!!

バンドネオンすげー!!って思いながら、成田先生と辰巳真理恵さんのダンスも楽しみつつ拝聴。

 

三部は日本語の歌を沢山歌ってくださり、親しみやすさとその癒される歌声にうっとり…言葉がわかるって素晴らしい✨

因みに、蘇州夜曲は多分以前も拝聴してまして、凄く好きだったのでまた聞けて嬉しかったです。

 

さて、全般の感想を。何て言っても超素人感想文ですので、その点ご了承くださいませm(_ _)m

 

まず、辰巳真理恵さん、又吉秀樹さんが歌われてましたが、人間の声って本当に楽器のようだなぁと思いました。声帯が震えて音を飛ばすのですが、その迫力、透明感、声というのは鍛えられるものだと認識していますが、まさにプロフェッショナルの声とは楽器であり、その声に対してはアスリート感を感じずにはいられません。メンテナンスとか、本当にあの美しい声を維持することって、凄いことだと思うのです。

 

辰巳真理恵さんの歌声は本当に『透明感』を感じていて、最近仕事がめちゃくちゃ忙しく、珍しく疲弊していましたが、この日の歌声聞いてちょっとうるっとしてしまいました。また歌われているときの表情やお芝居、歌詞が分からずとも伝わってくるのが、プロだなぁと思うわけで。

 

又吉秀樹さんはこの日ナビゲーターもされてましたが、いやトーク激面白い(笑)アナウンサーさんかと思ってました(失礼💦)歌われたらそれはすんごい音がびりびり来るほど響いて、迫力も凄いし、抑揚の付け方で癒される声になったり本当に変化幅が凄い方でした。

 

ピアノを担当されていたのは、斉藤雅昭さん。しゅごかった!!ピアノの生音最高に感動しました!元々ピアノ習ってたこともあり、実家にはピアノあって、父が生前弾いてくれてて音が好きなんですよね。ピアノとパーカッションで構成された演目では正に主役の音でしたが、歌声と合わさるとまた相乗効果が凄い✨そして、今時は楽譜がiPadなんだなぁと、なぜかそこも印象に残りました(笑)掛け合いしてるような、支えてるような、そっと寄り添ってくれる音が素敵。

 

この日一番驚いたのはパーカッションでした。打楽器ってもっと主張が強い印象だったんですけど、あんなに雰囲気を引き出す音がでるって、想像できなかったし、衝撃的に感動しました。本当にかすかな音なんだけど、雰囲気に一役も二役も買ってる、そんなパーカッションは、相川瞳さん。あまりに感動したので、ググりました(笑)因みにめちゃくちゃ細くて綺麗な方なんですけど、バンドネオンとコラボレーションされてたときはとてもパワフルでした。

 

ダンスも楽しんじゃいました!成田先生は、本当にショーの見せ方がとても素晴らしくて、社交ダンス踊るには狭い場所なのに、リベルタンゴの音楽にあわせて、ドラマチックに、そして華やかに踊られてました。辰巳真理恵さんのドレスも赤く華やかで素敵でした!終わりかけに恐らくアドリブで、又吉秀樹さんと踊られてたのがさすがすぎです(笑)

 

さて、この日歌声とともに楽しみにしていたバンドネオン、演奏されたのは小松亮太さん。全然知らなかったんですが、アコーディオンと見た目が似ているけれども全く違う楽器なんだそうで。トークのところもとても楽しく、演奏はめちゃくちゃカッコいい✨音がまたねーすんばらしいんですよ( ;∀;)哀愁って表情はここで使わずどこで使うんだ!!と思うわけで。空気音がするのがなんか呼吸しているようで、こちらは楽器なのに人の歌声のようだなぁと思いました。

 

本当にこの日は、親孝行のつもりも結構ありましたが、元々親子でミュージカルやらバレエやら観に行く方でしたので、本当に楽しかった。

それと、めちゃくちゃ忙しくて、ちょっとお疲れモードだったんですよね。そんなときにこの公演でピアノ、パーカッション、そしてバンドネオンに歌声が合わさって、本当に本当に素敵な音がずっと流れてて、心がほっとするとか、なんかじんわり暖かい気持ちで、凄くリラックスしながらも、時折鳥肌がたつほどの興奮と、感動がそこにはありました。

 

なかなか普段腰を上げられないことも多いんですけど、母もめちゃくちゃ喜んでくれて、バンドネオンに魅了された母親が、実家の近くで小松亮太さんの公演があることをフライヤーで知って『行こうかしら』と呟いておりました。

 

コロナの影響で、本当に沢山の舞台が公演困難な状況になってしまい、オンラインのコンテンツもたしかに増えましたが、やはり肌で感じる音というのは素晴らしい。と、改めておもったのでした。