ハイスペックな社交ダンス執事を目指して

一般社会人が、趣味として始めた社交ダンス日記。女だけどリーダー特化型で自分らしく。

社交ダンスを始めたきっかけ(その2)

さて、3年程経ちます。

この間、一緒に体験に行った先輩は継続しており、会社では相変わらずご一緒だったので、発表会は顔を出してたので、教室との付き合い自体は続いておりました。


後輩が入ってきました。
その後輩が言ったのです。


「私も社交ダンスしてみたいです」


おおお


ちょっと考えたけど、僕から師匠に連絡を取りまして、体験を受けさせてほしいと打診。

その後輩は仲良しだったので、僕は言ったのです。


「僕とカップルレッスン受けない?」



後輩はまだ信じんでしたので、お金がなかったのです。僕もそんなに余裕があるわけでもなく、個人レッスンを継続して受けるにはちょっとハードルが高かった。(ちなみに、当時の教室はチケット制でした)

カップルレッスンならば、二人でレッスン料が折半できて、僕は念願のリーダーができるわけです。
お互いWINWIN。あとは師匠のみ・・・・



僕「カップルレッスンが受けたいんです。僕リーダーやりたいんですけど・・・」

師「うん?・・・いいんじゃん。似合うと思うけど」


なんと二つ返事(笑)
そこから僕のリーダー人生がスタートしたわけです。




時間がたって、後で師匠にきいたのですが、当時やはりパートナーレッスンを受けてた僕に対して、「この子は続かないな」と感じてたそうです。組んだ時に若干引いてたのに気づかれてたそうな・・・


毎週固定時間に、二人で一生懸命仕事終わらせて、時には教室まで走りながら、時には公共の施設ロビーで練習してて、警備員さんに怒られ
たこともありました。
カップルレッスンを受ける時に、ビデオを買いまして、毎週毎週撮影して、師匠のアドバイスをメモして・・・
二人で飲んで帰るときに、ビデオを見返しながら

「イメージしてた社交ダンスとだいぶ違うね・・・」
「汗とかいずれかくのかな?」

と話してた日々がもうはるか昔の記憶のような気がしてます。


残念ながら、彼女は結婚・出産をきっかけに、社交ダンスから離れてしまいましたが、今も時折ダンスの話をすることがあります。(職場一緒なので)


彼女がいなかったら、あの時「社交ダンスがやりたい」と言ってくれなかったら、そして、師匠が二つ返事で珍妙な教え子を抱えてくれなかったら、今の僕はなかったと思うのです。



というわけで、ブログをきっかけに振り返ったスタート時期でした。

書くと、あーこんな事あったなと思いだすことが沢山あります。

最初から人に支えられてスタートできたからこそ、今自分に還元できるものがないかなと、日々思っているわけです。

と言っても、まだまだ成長過程。僕のレベルはようやっと初級クラスを抜け出したくらいにすぎませんので、世の社交ダンスマダムや姫たち満足してもらうには、日々精進が必要なのです!!


ということで、きっかけを振り返りつつ、今日もがんばろうと思うのでした。


長い思い出話にお付き合いありがとうございました。