ハイスペックな社交ダンス執事を目指して

一般社会人が、趣味として始めた社交ダンス日記。女だけどリーダー特化型で自分らしく。

Freedom's Cupは座席が運命の分かれ道でした…(2022/09/23)

社交ダンス執事のいっしーです!

 

さて、暫く経ってしまいましたがFreedom's Cupの感想文書いてます。

いつもと違ってだいぶのんびり書いてます。理由はいくつかありまして、

①連続休暇中でしたが翌日、翌々日4時起きとかでべらぼーに忙しかったので書くエネルギーがなかったこと

②そうこうしてたら割りとお友達と試合の感想を話す機会があったこと(感想吐き出す場が結構あった)

 

そして…最大の理由がこれ

 

③プロのショーダンスラテンはかなり見えなかったペアがあるんですよね( ;∀;)

 

これは試合に対するクレームでは全くないです。

もともと見えづらいだろうなと思ったけど、お値段が安い方のチケットだったので。

ただ、さすがに殆ど見えないペアがあり、YouTube配信観た方があきらか良かったなーというケースが出てしまい、若干自分の選択ミスを感じた日でもありました。

 

一旦ネガティブ思考はクリアにしたいなと思ったのもあり、ちょっと時間を置いてましたが、素晴らしい会場と、見えたショーダンスは最高に楽しかったので、そこは残しておきたい!ということで改めて書いてます。

 

最初に懺悔しときますが、チケットは西日暮里のY&M Dance LABさんで手配していただいてて、村田先生、まりあ先生が引退ということもあり、素敵なメッセージとかあって感激したんですが!!!肝心のショーダンスは村田先生、まりあ先生のペアも、たくや先生、はるか先生のペアもほっとんど見えなかったんですよ…( ;∀;)無念。位置はね、運だから。重ねて言いますが、クレームは全くないです。残念でしたという感想文です。

チラッと見えた世界があまりにも迫力とエモーショナルな空気だったがゆえに、無念と書いておきます。一瞬だけとはいえ、ちゃんと写真のように切りとって思い出せるってそれはそれで凄いですよね?あ、これは僕がってことじゃなくて、そんなに印象的なダンスをされる先生方がって意味で。

 

競技会のようにラウンドしたり、配置が曲ごとに変われば絶対見れる瞬間がどこの席でもきますが、ラテンのショーダンスは位置が決まっているので、そこは予想できたかも…フロアが縦長な使い方だったというのもあるかな?

しかし!そこはポジティブに、チラッと見えたリフトとか、音と照明の世界観とか、絶対に素敵だったであろう片鱗は観たので、またパーティーなどでじっくり拝見できるのを楽しみにしたいと思います。そう思えば楽しみも増えるってもんです。

 

センターで踊ってるペアはかなりよく見えました。

優勝した瀬内先生、斉木先生ペアは胸がぎゅっとなるような切ない演目ながら、震えすら感じるエネルギーもあり、本当に素晴らしかったです。青い世界にたゆたう感じが凄く印象的でありつつ、てを伸ばす仕草に渇望が見えつつ、ドラマティックであり、幻想的な世界に引き込まれちゃいました。

 

ラテンは田中慎一朗先生、あや先生ペアがめっちゃかっこよくて震えた(*´Д`*)ジェラシーの演目通り、オープニングのリアルなやり取りがドキドキを連れてきて、スピーディーな展開のなかに駆け引きと、あや先生の背中まで表情が見えるような振り付けに興奮しっぱなしでした!

 

松岡先生、三橋先生の演目はキャラクターを完璧なまでに活かしてきた作品だと思いました。

松岡先生の正拳突きと足刀のキレがよすぎて、あれはガチ(武道経験者)だろうと友達と盛り上がってたのを書いておきます(笑)三橋先生マジで可愛すぎ。

お二人とも体幹強いんでしょうね、素晴らしいキレのステップと組合わさり、曲とのマッチングも最強でした。

 

丁野先生、望先生の演目は見えたり見えなかったりでしたが、衣装が🤣ド派手な衣装がインパクト凄かったけど、ダンスは印象としてコミカルさも混じってるのにどこかノスタルジック。凄く楽しいのに少しだけ切ない気がしたのは何でだろう??曲の変化が凄く面白いなと思いました。丁野先生激やせしててびっくり…

 

中川先生、桃子先生のペアは、かなりワイルド。これまたキャラクターを完璧なまでに活かしてきたなーという印象です。悪いキャラクターなのに、どこか憎めないコミカルさもあって、見ていてディズニーランドのようでした。お二人ともパワーがあるから迫力がすごい。まさに海賊でしたね!

 

箱田先生、まりか先生の演目はこれまた大半見えず無念…少し見えたのが、コンテンポラリーみたいな感じだったので、少し意外性というか、新しい一面を観た気がしました。後半見えなかったよー( ;∀;)

 

長谷川先生、綿引先生のペアの演目は再現性がハンパなかった!あれは凄い✨絵本のような世界が目の前に広がって、本当にストーリーが進むごとに知っているシーンが頭をよぎっていきました。綿引先生めっちゃ可愛かった。いつもだけど。

 

安藤先生、河内先生ペアの演目は、始終かっこ良かった。凄くストイックな雰囲気に、熱さもあって、どこか退廃的な空気はまさにタイトルだなーと思いました。全く初見の先生ですが、衣装とかめっちゃカッコいいなと印象的的でした。

 

加治屋先生、舞先生は何か二人の空気感が凄く…何というか、積み重ねた時間的なものがあって、割りと90年代とかのいわゆるトレンディドラマ的な要素を感じつつ、さすがのおしゃれ感でめちゃくちゃかっこ良かったんですよね。ラスト、ちょっと気になる演出だなと思いきや、この直後にTwitterで引退宣言観たら衝撃だったけど、どこか納得感もありました。お二人のお洒落なダンスはまたイベントとかで拝見できるといいなと思います。

 

一方のスタンダードは、流石に動きが大きいので、余すことなく堪能しました!いやー素晴らしかったー!!

 

トップバッター引いちゃいましたよーとおっしゃってた大村先生、友恵先生ペアですが、いやー衝撃でした!あんなに難しい曲で踊られるとは…( ̄▽ ̄;)変調えげつないけど、そこはさすがの大村先生、コミカルな演出とともに、スピード感のあるステップを踊られてました。友恵先生のパンクでトリッキーな彼女が強かった🤣

 

棚橋先生、土屋先生の演目は、ちょっと童話を感じさせる面白い演出でした。以前パーティーで拝見したときも、とても印象的な振り付けをされるなーと思ってましたが、今回も物語が凄くファンタジー色強いのに、世界観がみるみる広がって、会場が飲み込まれた印象です。素晴らしかったー✨棚橋先生も引退宣言されてましたが、引退する方が多くてちょっとびっくりしましたよ…💦

 

めちゃくちゃ楽しみにしていた柴山先生と平岩先生のペアはもー!!予想してたけど、予想より遥かにかっこよ!!でした!曲も好きな曲だったのもあり、もともとシャープなダンスを踊られるお二人の雰囲気とマッチングヤバいのですよ(*´Д`*)そして、誰しも思ったに違いない柴山先生の眼鏡マジック…あんなに激しく踊って取れないから、絶対固定してると思ったのに、まさかのかけ直し芝居が入ってて驚きですよ…平岩先生ピンクスーツ似合いすぎです。

瞬間ご挨拶できそうなタイミングあったけど、チキンが発動して声をかけられず…

 

加藤先生、裕子先生のペアは、何か初見でしたけど凄く印象的だったんですよね。裕子先生の身体能力高過ぎる…ポージングの美しさと、悲しいワルツが凄く似合う、切ない演目でした。凄く良い意味で年齢を重ねる重厚感があった気がする。

 

田中先生、美智子先生の演目もかなり衝撃でした!いやーまさかの田中先生のあそこまで凄いメイクで現れるとは…💦こわっ!って呟いちゃいました。ホラーが凄いのなんの、鳥肌立ちましたよ。美智子先生の不安とか恐怖がものすんごい伝播するの。でも、やっぱりどこか美しいんですよね!それが妖しくまた恐怖をさそうというか…白と黒のコントラスト、そして差し色のような赤が凄く印象的でした。

 

西尾先生、藍先生が!!なんだあれは反則的に可愛いだろ!!ってなってましたね。西尾先生、一周まわってあざとい位でしたよ🤣終わってみたらポスターの腹落ち度が凄い。藍先生の軽やかさ、珍しく短いワンピースで、凄く可愛いくて、軽やかさも凄くありました。西尾先生は黒猫になったりホウキになったり目まぐるしく変化して、ラストのリフトはびっくりでしたよ…駆け抜けていって会場ざわつきました。残像目に残る。

 

斉藤先生、えりか先生はもーこれはね!凄くドラマティックというか、シリアスで緊迫感ありました。元ネタ全く知らなかったんですが、愛憎見え隠れする感じがドキドキさせる、あのストールなのかな?絡まるところが本当に切なくも苦しい愛情の形なのかなーとか思いながら、ストーリーに引き込まれていきます。斉藤先生、いつも超にこやかなのに、シリアス極まりない演出でしたが、めちゃくちゃかっこ良かったです。

 

森脇先生、みく先生の演目はすんごい予想外でした!みく先生の可愛さが反則レベルだったことを記しておきます!!歌に凄く合ってて、ストーリーが進むにつれて、翻弄されていく主人と猫の関係性が、かわいくも愛おしい感じでしたねー

ボールルームなんだけど、凄く柔らかかったです。まさに猫っぽかった。何かするりと手を抜けていく様子とか、可愛いけど小悪魔的です。

 

ラストは石原先生、蘭羅先生のお二人。これまた衣装は少しラテンぽいんだけども、すんげーかっこ良かったんですよね…また黒で揃えててストイックなのに、ダンスはドラマティックってかっこよすぎやしませんか!?お二人のダイナミックなムーブメントを余すことなく楽しめて、型にはまらなさがお洒落極まれりって感じでした。黒の風が吹いてたー

 

さて、ラテンは飛び飛びのご紹介だったのは、殆ど見えなかったけど、感想がないってわけじゃないんですよね。ただ、書き記すほどの印象をまとめられないなーって思ったら、何か文章無理に書き出すと嘘臭いなって思ったので、今回諦めたのもあります。

 

会場は素晴らしかったし、全部観たいなら多分良い席を買うか、諦めて配信観た方が、僕の場合は良かったんだろうなぁという感じです。

 

ただ、現場における絶対の空気感、あれはやはり捨てがたい…悩ましいですね。

 

書き出してみて、楽しかったのは間違いないので、まとめて良かったなーって思いました。

先生方のショーダンスは、デモを観たいなと思わせてくる要素もあり、ちょっとパーティー行っちゃおうかな?って気分にもなりますよね。※富豪じゃないので、そんなにほいほい行けませんけどね!(*T^T)

 

珠玉の作品を生で観れたのは本当によかったと思ってます。

 

さて、完全なる余談ですが、受付に塚田真美先生がいらっしゃいまして、受付の挨拶かなーと思って普通に『こんにちはー』と通ってたら、わざわざ出てきてくださって、『先日は大阪で踊っていただいてありがとうございました!』って声をかけて下さりちっちゃく飛び上がりそうになりました(笑)

先生方の記憶力のすごさよ…そりゃファンにもなっちゃいますよね!って話でした。