社交ダンス執事のいっしーです!(・∀・)/
不定期更新で読みづらいことこの上ないブログですが、今日は久しぶりに書いてます。
なぜなら・・・僕らのフォーメーションチームがめでたく5周年を迎えました!!!おめでとう!ありがとう!(@^^)/~~~
実際は発足してからもうちょっと経っていたのですが、コロナがあり・・・残念ながら2年近くの空白(と言ってもそのための練習は欠かしてなかったんですけど)があって、フォーメーションの練習は控えていた時期がありました。
そう考えると、今更ながらあの期間は結構苦しい期間ではあったなと。
最初にちょっとだけ愚痴を書いてしまいますが、諸事情があり、どこそこで発表を・・・と思っても、なかなかSNSにかけない事情がありまして、場所とか、タイミングは常にぼかしてます。そして、その場所を提供して下さった皆様も、それを汲んでぼかしてくださっていて、言えないのが悲しい反面、周りの皆さんの配慮に常に感謝しています。色々難しい所ですが、人の考え方はそれぞれであっても、温かい人達は常にいて、その人たちに助けていただいて、我々は活動ができているわけで。
さて、切り替えて5周年を喜びにあふれた気持ちで迎えられました。
パートナーの二人とフォーメーションチームを組んで初めて出た発表会は2017年4月です。毎年1曲、その1回限りの演目のために、大体10か月くらいかけて取り組んでいきますが、振り返ってみました。
①タンゴ
ロックテイストのバイオリンの音色に合わせて、強く・かっこよく踊りたいと願って選んだ曲と演目。全然強くならなくて(これはいまだに課題ですが)ステップも、前年まで参加していたフォーメーションチームとは比べ物にならないくらい難しくて、それでも何度も練習した。
発足したてのチームで11か月近く練習して発表したものの、とにかく僕のレベルが低くて、毎回の練習は必死で先生に食らいついていくのが精いっぱいだったし、毎回練習はほぼ僕の練習・・・今思うとこの時点で申し訳ない気持ちもありつつ、出来上がった瞬間、本当に感動したのは忘れない。
ここにきて4人のデュオにしたのは本当にチャレンジ以外の何物でもなかったと思う。リーダー二人、パートナー二人、パートナーはうまいしキャリアも全然僕より長くて、おまけにリーダーもう一人は師匠。よくやりたいって言ったもんだ自分。
この時の課題は、前バランスと後ろバランスの調整だった気がする。
軽やかで、まあまず踊ったことないような爽やかなクイックに仕上がりました。衣装もゆまさとともちゃんとで色々冒険してみて、2年目の挑戦はこれまたかなりの難易度でした。
初めてのクイック!このタイミングでチャレンジしようというのは、チームで常にレベルアップしていくことを暗黙の了解として頑張っていたから。素晴らしい曲を編集してくれたゆまさまに感謝しつつ、クイックの難易度の高さに驚愕しつつ、結果的にこの時の内容は・・・「よく頑張りました」ってくらいだったんだけどもw
うちの師匠はとかく、「ギリギリ頑張ればいけるか!?」みたいなところの線引きが絶妙に上手くて、毎回必死に山を登ってぜえはあ言いながらも踊り切ったあとの爽快感がものすごい。
この時の課題は移動だったな・・・しかし、練習動画振り返るといつも楽しそうなのがいいなと思う。
因みに、お外に出るようになったのは、この発表会が終わってから。所属していたスタジオの最後の発表会、初めてチャレンジした?(師匠から2週間前にヒート埋めるために出てと言われたw)トライアルがひどすぎて、修行の旅に出ることにしたのですw
③タンゴ&スロー
ここから外デモスタート。所属していた教室が解散になってしまい、師匠が別の教室所属にならなかったので、「発表したければ自分で探そう」ってなったんですね。
ただ、この業界、残念ながら色々しがらみも多く、なかなか条件が合わず・・・毎回苦心してますwそんな時にであった教室でしたが、(これまた名前は出せないのが申し訳ないんですが・・・)本当に素晴らしいお人柄のオーナー、温かいスタッフの皆さん、素晴らしい出会いと、外デモデビューを飾らせて頂きました。
タンゴリベンジのつもりだったんだけど、ちょっとだけ強さが出てきてた。このころからようやく「女性のリードって優しいよね」と言われるほかに「わかりやすい」「踊りやすい」って言っていただけるようになって、すごく嬉しかった。
この時はスウェイの傾きすぎ問題と、やっぱり移動が課題だった気がする。
④タンゴ&スロー
これまた同じ種目なんだけど、初回を彷彿とさせる楽曲で、ドラマチックかつ、かっこよい曲で踊らせもらって、振付はさらに難易度上がってきてた気がします。
早い!ネックチェンジ大変!本当にこのころにはパートナーの練習難易度の高さに結構ぽかーんとすることが増えてた気がします。二人は自分たちのレッスンでレベルアップを常にしていて、師匠と踊るとラインが変わるので、どうやったらそのラインが出せるのか試行錯誤していました。
段々調整が細かくなってきて、コアのバランスを取れる位置を調整するようになったのはこの時かな?もう少し前だった気もするけど。あとはグリップの握り方とか、左右の手の調整をひたすらしていた気がします。
⑤スロー&ヴェニーズワルツ
ここにきて、初のヴェニーズワルツw大変でした。しょっぱなから「そうやって踊るんだ~」の連続で、今までいかに適当に踊っていたかわかってしまうレッスンが凄く多くて、そして極めつけはこのタイミングでまた踊り方をガラッと変更。前もそうだったんだけど、微調整されるようになると、先週と今週でやることが全然変わってしまう、というのはよくある話で、毎回できなくてへこむんだけど、いつも「よく考えたらそんな微調整ができるようになってきたんだ」と感慨深く、それを糧に頑張ってました。
この演目はフォーメーションチーム初のソロカップルが独自で踊るシーンが多数あって、ミラーじゃないのはお初だった気がします。本当に色々試される演目だった。
その分すごくやりがいもあったけど、自分の至らなさにへこむことも多かったかな~
やり切った時の感激は毎回更新されていくけど、この時も最高でしたけどね!
そんなわけで5周年を迎えたのですが、本当にパートナー二人は毎回「こうしたらいいと思う」「ここでいなくなる」「さっきより良くなった」と忌憚なく、一生懸命師匠の動きをトレースしてくれて感想を言ってくれて、師匠と一回も踊らないwという僕でも、師匠のレッスンを吸収することができる、貴重な二人。
練習は毎回笑顔や笑いが多くて、時にへこむし、時にピリッとなる時もあるけど、4人で上手くバランスとって、最後は常に楽しく、最高の気持ちで練習も、本番も迎えてる。いいチームっていうか最高のチームです。
ここまで走ってきたけど、まだまだ走れるな~と現実長距離全く走れない僕ですが、二人が居れば社交ダンスでは走り続けられるといつも感謝しています。
素晴らしいパートナー二人と、いつも的確な言葉で僕を引き上げてくれる師匠に感謝しかないです。
踊り方をどんどん変えて、幅を広げてますが、それは結構危険もあって。一歩間違えれば膝や腰、首を痛めるリスクがあるわけで。一時期パートナーが心配して、それを僕にチャレンジさせるか、ということを心配してくれたり、師匠も気にしてくれてたけど、僕はやっぱり頑張りたかったし、二人と常に最高の踊りをできたら、って強く思っているので、あきらめたくなかったし、その選択肢はなかった。
ので、今はちゃんと危ない時の感覚をとらえて、常に体もメンテナンス定期的にして、無理しない、だけど頑張る。を常に、これからも踊り続けたいと思います。
そして、そんな僕と踊ってくださる全ての皆さまに感謝を込めて。