社交ダンス執事のいっしーです(*゚ω゚)ノ
色々な方と踊りたい!をテーマに12年リーダー修行を積んできましたが、ここ最近『これは真理だな』と思ったこと。
ズバリ、『無理をさせない』ということ。
タイトルと逆では?と思うかもしれませんが、実は結構密接だと思ってます。
うちの師匠は、『ちょっと先のゴール』を設定するのが、とんでもなくうまい人で、絶対無理だわーと、心が折れることもなく、でも頑張らないとたどり着けない場所に常にゴールを置いてくれてます。
なので、馬が人参ぶら下げて永遠に走るかの如く…ってあんまりいい表現じゃなかった🤣
ちゃんとね、えっちらおっちら山を登ったところで頂上つかないじゃん!!って思っても、振り返ると『あ…結構登ってきてた』って思えることが沢山あって。もうちょい頑張っていこうって思えるんですよね。
そんななかで、師匠がよく言ってるのは『身体を痛めるポジションはどこか間違ってる』ってこと。沢山ある教えの一つなんだけど、これは根幹であり、僕の指針でもあり、研究の核となるところ。
練習する過程で、パートナーとかなり合わないって瞬間も結構あったんですよ。一時期は、そのからだの使い方は無理がかかっているのでは?と心配されたこともあり、当時心配かけて申し訳なかったなと思う気持ちと、僕は常に「違う使い方を学ぶチャンス」ととらえていた楽観的な思考だったことで、今があるなと思うのです。
ここで心配してくれるパートナーってのも、本当にありがたいですよね。もちろん、競技に出ていたら「解消」ということだって考えられた。でも、幸いなのか、二人ともその後も練習に付き合ってくれて、ちゃんと二人とよりよく踊れる、体も痛めない位置が、今でははっきりと見えている気がします。
ここでもパートナーさまさまなんですよ!ペアダンスですから!!!
趣味で社交ダンスを楽しもうというところで、一方「上達したい」という気持ちも常にあって、色々頑張っちゃうところはあると思うし、実際に筋力不足だと痛感することや、柔軟さをもっとあげないとやりたいことができないと思うこともある。けど、やっぱり、からだのどこかが痛くなる、筋肉痛はよきですがw痛めておやすみしなきゃいけなくなることは、自分のなかではやっぱり「何かが間違っているから」と思うわけで。
僕の目的ははっきりと、「いろんな人と踊りたい」であるがゆえに、ポジションやからだの使い方が、僕がやり易いと感じるものとは異なる人もいるわけで。でも、最近は「自分と違う使い方の人と踊る方法」もかなり研究してきていると思っているし、さらに「そこからよりよく踊る方法」も学んでいると思っているし、もちろん自分のやり易いポジションだってまだまだ修行中だから、修正して、さらに楽しく踊れるようにレッスンもうけています。
トータル、趣味として楽しむなら、怪我をしない踊り方を研究し続けるってことなんですが、一方で、そこがわかってくるからこその「限界を越える」ってことのイメージの大切さもわかってくる。
行けるところでストップしてたらやっぱり成長はなくて、師匠はそれをわかっているから、ゴールテープを切らせず、さらにちょっと先のゴールを指定してくる。もちろん、相性的なものはあると思うんです。説明の仕方とか、身体を動かして教えるのか解説するのかとか、色々タイプはあれど、うちの師匠の言っている、やっていることは、ちゃんと通じていると思っているので、相性はいいと思います。(むしろ端からみてよくわからない意思の疎通をしているときもある)できないことも沢山ありますけどね。
怪我なく、長く、今のフォーメーションメンバーでのんびりでも上達目指して、いつか70歳越えたところ位でドベーシックのワルツのデモをやるのが野望です。きっとその頃には味のあるダンスができるように・・・なってるはず!!!