社交ダンス執事見習い復活しました、いっしーです。
さて、色々反省点をまとめてみようかと、先日の大会を振り返ってみます。
①競技会向けの練習不足
クイックの練習は、師匠に習って僅か1日で試合。圧倒的に練習不足でした。ベーシック至上主義ではありますが、体もそこまで大きくないので、構成というのは考えないといけないなと。
②フィガーを突き通す覚悟不足
僅かな時間しかないので、本当に披露できるものは少しだけな訳で、まごついてたらすぐおわっちゃうのだなぁという感想。本当にやってみるとあっという間です。
③全体的な中途半端さ
準備にしても、フィガーにしても、心構えから全てが中途半端になってたので、正直どこも突出したものはないです。インパクトがないっていったら良いのかな?
女性リーダーの印象はほぼないと思われる外見、メイクもせず、容姿は至って凡庸。
身長は男性役としては小柄だし、手足が長いとか、顔が小さいとか全くなし。
さて、勝つために何をするか?
そう考えるなら、きっとやれることは沢山見えてる。
ただ、僕はそれは違うなぁと思ったんですね。
勝ちたい気持ちというか、磨いてきたものを評価してもらいたいって気持ちは勿論あって。
沢山の方に見ていただけて、誉めてもらえたらそれはとても幸せ。
でも、それを第一目的としてたか???
答えは否
僕は、組んでくれた人が、より心地よく、楽しいダンスを出来ること。
そこが至上だし、他はおまけでついてきたらラッキー位だった。
プロならば、様々な事を要求されるし、技術を様々磨いていかないといけないと思う。
でも、趣味は???
自分がやりたいを詰め込んでいいと思うんですよね。
だって自分の時間、自分のお金。
でも、社交ダンスは、パートナーもいるので、様々なことはパートナーと相談しながら進んでいきたいものです。
さて、では全て反省点をまとめる必要はないのか?
それも違うかな。
何故なら、何を選択し、何を学ぶかもまた自由だから。
そして、僕がやりたいことは、前に道はないと思ってます。
うちの師匠は、『王子になるには色々問題があった』と、過去を語ってくれたことがありますが、僕は今、『男装の麗人にはなれないな』と感じてます。うーん、弟子やな。(笑)
華やかさと美しさは、僕には無いものだし、僕は凡庸を生きてて、突出したものを求める貪欲さもない。
僕が歩くのは、僕が自然にいられる道。
パートナー側を習わないことも、化粧をしないことも、きっと「もっとこうしたらいい」と思われることは沢山ある。
でも、それは、沢山の前列、統計から導き出される、最善という名のもので、最善を選ぶ義務は大人になったらないのです。
僕が学生時代に戻りたくないと思う最大の理由。
息苦しさも、何か嫌な思いとか、様々なものをひっくるめて、自分で選択し、歩むことができるから。
さて、スッキリ整理して考えてみました。
競技の魅力は、圧倒的な技術と、華やかさ。
パーティーダンスにおいては殆ど使われない所でもありますが、時折、フロアが空いてて、とか、トライアルで、とかあるわけです。
そうなると、やはり華やかなカードも揃えておくのが執事のお仕事かと思いますので、少し出来ることを増やしに行こうかと思ってます。
そして、トライアルも、少しずつチャレンジしていこうかなぁと。(最近のトライアルは休憩時間にしてたので…)
今回の競技を通じて、ツイッタラーの皆さんの暖かさ、そして、素晴らしい先生方、マイコーチャーの師匠、パートナーの二人には本当に感謝。感謝以上の言葉ないかな?
社交ダンスやってて良かったな。って。
踊れることが、ただただ幸せなんだなぁと。
こうやって、反省点を整理して、今日も頑張ろうって思える趣味があるって、本当に幸せなんですよね。