ハイスペックな社交ダンス執事を目指して

一般社会人が、趣味として始めた社交ダンス日記。女だけどリーダー特化型で自分らしく。

優しさでできているといいな

こんにちは。社交ダンス執事見習いのいっしーです!

 

さて、最近のTwitterを見てて、ちょっと自分を振り返ったので、書いておきます。

 

パーティーのこと。

 

初めてパーティーに出たのは、リーダー始めて3年目。

団体レッスンでは、基本的に割りと振りを覚えるのが早く、その辺は3才から15才までやってたクラシックバレエのおかげかと思いますが、覚えるだけなら割りと僕のなかではそんなに難しくなかったんですね。

 

 

ところが。

 

 

 

ご存知の通り、社交ダンスは、足形を覚えただけだと踊れない。

当時から、周りのフォロワーさんは皆歴が長くて上手くて、団体レッスンは、リーダー育成のために、フォロワーさんが付き合ってくれてる構図でした。

 

それでも、フォロワーさんたちは、出来たら凄くほめてくださって、ヒヨコのように練習してたわけです。

 

さて、その団体レッスンでご一緒していたお姉さまに誘っていただいて、パーティーにいきました。

 

リーダーが誘いにいくことに、憧れはあったものの、踊れる自信もなく、同じテーブルの連れてきてくれたお姉さま方と踊るのが精一杯。

 

お姉さま方が踊るとき、席にいると、シューズ履いてるから声をかけられますが、基本的にお断りさせていただき(全くフォロワーできないのもあり)、何だか奇異なものを見る目で見られることは日常茶飯事でした。

 

トイレに立ったり、飲み物を取ってきたり、時間潰すのが上手くなった気がします(笑)

 

踊れないと、そこは寂しいこともありましたが、僕は人のデモを観るのが凄く好きで、ちょっとやっただけだけど、踊る大変さを知ると、ただただ、尊いなぁと感動もひとしおでした。

 

リーダーが踊れないと、フロアに出にくい状況は、今周囲だけですが、少しずつだけど、変わっていってるのかなぁと思います。

 

 

そして、あの頃まだ踊れなかった自分が、1人でダンスを眺めてる人を見つけて、誘えるようになれたのは、周りで応援してくれる人たち、練習に沢山付き合ってくれたパートナーさんたち、そして、僕の『だれとでも踊れるように』を汲み取って指導してくれた師匠のおかげ。

 

 

残念ながら、様々なことがダンスフロアにはあります。

 

僕も正直苦笑いするような出来事もありました。

 

でも、だからこそ、少しでもフロアで寂しい、が減ってくれたらいいなと。

 

だから、かつて憧れた、フロアアテンダントのように、でもプロほど踊れないから、執事見習いとして、『楽しかった』って思ってもらえたら、これ以上の幸せってないなーと思うのです。

 

 

だから、沢山の場所に足を運び、『初めましては緊張する』という方も、僕が女であることで、少しでも抵抗減らせるなら、最大限に活用しつつ、踊っていきたいなと思う年の瀬でした。