社交ダンス執事のいっしーです!
暖かくなりましたね。
さて、最近は立て続けに社交ダンス映像を見る機会に恵まれました。
その中でもBALLROOM DANCE FILM FESTIVALを何回も観ていて、僕個人的な意見ですがブログにしました。
まずは、このコロナによる自粛がなければ、ここまでのスピード感を持って、映像化が進むことは無かっただろうなと思います。
この自粛の影響は、『直接組んで踊るペアダンス』にとって、まさに痛恨の一撃になっていることは、僕のような趣味でのんびりやっている人間にですら強く感じるわけで。
そんな中で、ここまでリモート環境を整えられ、それを推進しようとしている先生方の努力が、本当に心から実りますように。そう思っています。
それを前提として、少し感じたことを書いてみようかなと。
知っている先生、知らない先生、とにかく沢山のダンサーの先生方が、素晴らしいデモを披露されていました。まさにFESTIVALだったので、非常に見応えがあり、冒頭でみみ先生が紹介されてますが、僕を含め沢山の方々は、パーティーのデモを見まくるというのは、時間的、予算的にかなり厳しいものがあると思ってます。そこを、まさにクリアさせてくださる素晴らしい試みだなと。
結論から言えば、『定着して、第二弾、第三弾と続いて欲しい』です。
細かく書きます。あくまで、素人がまっさらな状態で観ての、単なる感想です。
さて、今回のフィルムフェスは、大きく分けて3タイプだったかなと思ってます。
①ホテルかどこか大きいパーティーのデモンストレーションをカメラワークで追いかけているもの(パーティーのDVDで、プロデモンストレーションの切り抜き)
②ダンス教室で、衣装などをきちんと着て、映像作品として編集されているもの
③舞台を整えて(貸しスタジオや野外など)映像も編集しているもの(プロモーションビデオのような形式)
まずは①です。
カメラワークも発表会DVD仕様かな?という印象。
良い点→知ってる先生のデモンストレーションは観たいけど、ホテルパーティーは行けない(;´д⊂)という方は、その部分だけ切り取ってコンパクトな形、リーズナブルに観ることができる。
+観てみたら行きたくなる人もいらっしゃるかも?
ただ、僕個人の意見で言うと、せっかく映像作品として観るので、ご自身のスタジオでもいいから別撮り作品が観たかったかなぁと思いました。プロデモンストレーションは、観客目線で撮るなら生には勝てないと思っているので。
ダンス教室でビデオ撮影を発表会のように行うケースが出てきた今だと、作品を作ることは、このスタジオでの撮影によるプロモーションにもなるんじゃないかなと思います。
そういう目線で観ると、②はとても面白かったです。踊りにくいであろう野外でも、なんのそので踊られるプロフェッショナルの技術を見せていただきました。YouTubeで自分でも撮影出来る時代なので、新しい作品が生まれてくるでしょうね。
さて、作り込んだ映像である③においては、それこそ俳優ばりの演技力が求められるなと感じました。背中から爪の先まで、むしろその空気感、目線ですら映像を通して伝わってくるわけで。骨格ですら自由自在に動かしていらっしゃる先生の映像は、本当にため息が出るほど美しく、力強く、圧巻でした。
ラストに向かうほどその傾向が強かったと思います。
失礼を承知で書くと、レベルの差は出るかなと思いました。ただ、演技力や技術が高い中で観ると、というのが前提であること、また個人の好みはいろであることは、最終的なその人にとっての1番が、他の方にとっての1番ではないので、是非沢山の先生方の作品が出てきて欲しいと思ってます。
踊り方や振り付け、テーマの好みなど様々ありますからね。
また、若手の先生を、まだ未熟(失礼💦)とはいえ、応援する、成長を追いかける楽しみもあるかと思います。この辺は宝塚でもあると聞きますし。
映像作品の良いところは、特に今回は『お気に入りの先生のデモを好きなだけ見よう』というテーマのもと、スキップなどしやすいようチャプターがしっかりついてたのも、非常にありがたかったです。
残酷なほどに、閲覧権は視聴する側のものなので、何度も観たい先生のデモは、そこに照準を合わせやすいということですね。
さて、個人的な好みは千差万別と先ほど書いておりますので、僕個人の希望は、沢山の先生方のこういう作品へのチャレンジが、もっともっと進んだらいいなーと思います。これで知った素敵な先生もいらっしゃいますし。今度機会があればレッスン行こうかな、なんて選択肢も出てくると思うんですね。
特定映像も、定着してほしいですね。
今回は、YouTubeで好きだったせことーく復活で、だいぶテンション上がりました(笑)即投げ銭しましたよ!せことーくも何度も観てます。先生方のトークで伝わってくるお人柄で、益々ファンになっちゃうわけです。
さて、だいぶ長くなりましたが、トータルでこういう取り組みを応援したいなということで、また次の作品を楽しみにしています。