ハイスペックな社交ダンス執事を目指して

一般社会人が、趣味として始めた社交ダンス日記。女だけどリーダー特化型で自分らしく。

スーパージャパンカップレポート セグエ編 2022/03/05-06

社交ダンス執事を名乗ってますいっしーです。

 

今年はいきなりクライマックスか!?ということでセグエ編を先に書いております。

何故ならルール検証が面白かったので先に書きあがっちゃったんですよねー

 

セグエの感想は1日目はスマホ、2日目はパソコンにメモをとっていたんですが、さて、ここで難しいのは、どこまで書いていいのか?ということ。

有名作品のオマージュが見れるのは楽しいのですが、全体的に原作があるものはその名前などは伏せさせていただきます。なぜなら今後選手の皆さんの何かしら創造における阻害要因になりたくないので。ざくーっと要約して書いていきますが、個人の記録のための意味合いが強いので、その辺ご容赦いただけますと幸いです。

観た方はたぶん「あーあれね!」ってなってくださる・・・と思いたい(笑)

 

1日目ラテン(※敬称略)

 

①岡本・塚本ペア

これはタイトルから何か作品・・・ということではないかな?でもテーマがものすごくしっかり見えていた作品でした。トータルで「時限爆弾からの脱出劇」のワンシーン。いわゆる時計の時刻音「チクタク・・・」というやつですね。それが見ている人に緊張とドキドキを伝えてくる中、細かい音の変化があるんですが、例えばその時計を止める、とか、そこから再度時計が動いて・・・とか、あれって音を完璧に覚えたうえでのタイミング合わせなので、すごく細かく指定される音が入っているこの演目はかなりの難易度の高さだったかと。お話の流れは、「爆弾を止められるか!?」というドキドキのパソドブレ。かっこいいのだけど、「止まったかと思ったら止まってなかった」が2回あったので、トータル面白いところもあり、岡本先生、塚本先生の演技力が凄くて、お芝居観てるような気分でした。(ダンスも最高でしたよ、もちろん)

 

②中村・大塩ペア

衣装から度肝を抜かれました。近未来って一発でわかるすごく特徴的な衣装。(あれって地球外生命体っぽいのか???)動きが最初ロボットみたいなのに、音楽がいざ始まると、キレッキレでパンクな感じの曲に合わせて激しく踊るお二人。ほぼほぼ全身タイツのような衣装であれだけ激しく踊るって、それこそ全身の頭のてっぺんからつま先まで丸見えなわけで、プロならではの圧倒的な技術力の裏付けあってこそですよね。ただ、申し訳ないことにコンセプトはわかるんですが、ストーリーまでは読み切れず・・・ってストーリーありきじゃないのかな?近未来感は視覚からダンスまで本当にSF!って感じでした。

 

③瀬底・堀川ペア

勉強不足をさらしますが、タイトル読めなかった&意味が分かってなかった・・・これはググっとけばよかった案件。とかく迫力がありました。今年のラテンはパソのダンスが多め?こちらも迫力あるパソドブレが入っての演目。意味は分からなかったので後で調べましたが、これ有名なピアノ曲なんですね。(知識不足・・・)因みに今聞きながら書いてますが、確かにこれだったかも。ドラマチックなメロディーなんですが、これ音難しい・・・!!!これを見事に踊る先生たちってほんと凄いです。そして、最後怒涛の連続リフトはものすごい迫力でした。最後まで駆け抜けた感じの演目、息つく暇もなくあっというまの3分でした。曲は調べるとYouTubeで簡単に出てくるので、観た人はこれを聴くと思いだせる気がする。(原曲はおそらく8分以上あるので編集お見事でした!)

 

④中島・奥山ペア

これまたスピード感のある演目でした。司会の大塚さんが某超有名曲(クラシック)であったことを言ってくださいましたが(すごい!)これも回転がすごいのなんの。そして、二人のダンスが絡み合っているというか、繋がりが凄く強く見えたのに、最後の最後で突き放すっていう劇的なラストが印象的でした。

この辺できっと夢中になり過ぎたのかメモが急に少なくなってて、ドレスとかちょっと思い出せるピースがあればもっと思い出せそうなんですが、記憶の引き出しがあかず・・・思い出したら書き足しておこう。メモではすんごい「ぞわっとした」って書いてあったのでめちゃめちゃのめり込んでみていた模様なのに。悔しい。

 

⑤清水・丸市ペア

昨年なんとケガで急遽欠場されていたお二人。(記憶違いだったらホントすみません・・・多分去年のメモにないからあっているはず)今年は無事に出場されていて、テーマがこれまた非常にわかりやすかったです。

さて、昨年も結構怖い演目あったんですが、今年はこれでした・・・めっちゃ怖かったー。既成作品のオマージュではないと思うのでテーマを書いてしまうと「催眠術」だったわけですが、これがね、あのよくあるキラキラしたものをぶら下げてゆら~ってゆらしてかけるんですが、のんびりした感じはなくてこれが激しいのなんの。パートナーのみゆき先生が操られる側だったんですが、2回ぐらいすんごい激しく倒れてたんですけど、痛くないのかな・・・若干心配になるほど迫真の演技でした。

 

⑥須藤・庄司ペア

こちらはミュージカルのような演目でした。ダンスを見ていた一般人の勝手な感想ですが、なんか出会って恋に落ちて、でも障害があってからの別れ・・・みたいな流れが、とても情熱的に踊られていて、激情に飲み込まれて別れていく二人がせつないのなんの・・・最後のはけ際まで美しい作品でした。既存作品あったらどうしよう、勝手な感想なのでお許しください。とても切ない感じがとても美しかったです。

 

⑦正谷・齋藤ペア

タイトルがこれまたとても分かりやすかったですが、タイトルが分かりやすいのと、表現するのが簡単化は全く違う・・・ということを踏まえて、さすがのお二人、すごい剣幕というか、ぶつかり方が激しい!早いステップから刻むようなビートなんですが、もう本当にこのお二人のダンスって、音が気持ち良すぎる位に合っているので、二人に音が合わせているのかと思うくらいです。生演奏か!?(違う)ものすごいエネルギーで最初から最後まで衝突していたんですが、最後より沿うのか・・・と思いきや決別していて、「くっつかないんかい!」と思わず突っ込んでしまったのはご愛敬です。

 

⑧野村・山﨑ペア

野村先生はこんなに体の厚みがある先生だったのか!?というくらい、ムッキムキでした(最初そこかい)白い衣装って本当に逞しさに輪をかけるというか・・・で、何故か出だし体育座りでちょっと面白かったのは僕だけ?かーらーのかりん先生が妖艶すぎて衝撃でした!!いやージプシーなんですかね?赤いライトに照らし出されるセクシーの極みという雰囲気。絡みつく様子が、ストイックな野村先生の装い(ちょっと水兵さんみたいでした)に対してまさに濃厚な「誘惑」を見ている感じ。堕ちていくところが本当に鳥肌が立つほど情熱的に演じられて、そこからの衝撃のラストシーン!息をのむラストはド迫力でした。

 

⑨森田・小和田ペア

出だし、森田先生のジャケットの裏地がメタリックなグリーンかな?黒一色なのにすごくそこがひらっとめくれるたびにかっこよかった。真っ黒な衣装、ちょっと神父っぽい感じもあり、そこに現れる愛子先生がまた妖艶というか、コンセプト何だろう?タイトル調べたんですがいまいち意味が分からず・・・しかしダンスはもうカッコイイの極みでした。お二人のダンスって、背中から何からすごく表現力があふれているというか、観るもの惹きつけるとはよく言ったもので、目が自然とお二人の所にいっちゃうんですよね。セグエはそんな表現にのまれそうな迫力と、絡みつく愛子先生の美しさ、黒一色なのにどこか厳かでありつつも、闇を感じさせる演目でした。音がロックだったのも面白かった。

 

⑩関・長谷川ペア

これ物凄い再現性が高かった!!!テーマからホント難しいだろうなって思っていたけど、スタートした瞬間から「うわっ」って小さく言ってしまうほど、素晴らしい足さばきというかステップというか、さらにお芝居の部分も本物を彷彿とさせる内容で、小さい頃見ていた映画を思い出すほどでした。某喜劇王(わかっちゃうかな~)さながらのステップとコミカルさ、また真希先生がすごくかわいかった!ワイドパンツにキャスケット被って、少年の装いだったんですが、これまたキレッキレのダンスがすごすぎて、緩いシルエットなのにあんなに早く動けるってもう「凄い」しか出てきません・・・この演目は振付の構成がものすごく良かったし、その振付を鳥肌物の技術で表現してくださった先生方、最高でした!

 

⑪竹内・中島ペア

こちらはとても有名な名曲に乗せての演目でした。ポスターに歌詞が貼ってありましたが、ダンスはコンテンポラリーダンスをイメージさせる振付。これ、感動した人多かったんじゃないかな。歌詞を知っている人からすると感動もひとしおだったかと思います。せつなくて、息をのむように見つめてしまった演目。そして、今この曲をチョイスしたのは深い意味があったのかな~と思わせる内容でした。沢山の人に届いてほしい、何か祈りのようなものを感じたのは僕だけでしょうか?

 

⑫増田・塚田ペア

これ抽選だったのかな?一応セグエは抽選で順番決まるって話でしたが、このセグエを持って競技会引退が決まっているお二人、もし抽選でこの順番だったら「持っている」としか言いようがないですね。

さて、ラストダンスにふさわしい、某超有名ダンサーの曲をいくつか編曲して踊って下さいましたが、圧倒的なダンス力ってこういう事かなーと思いました。素人目線だけど。最後ってことなのか、この演目だからなのか、増田先生の迫力というか、何かオーラが立ち上るような迫力がありました。真美先生は相変わらずの美しさですが、この日は増田先生を前に出しているような印象があったのは気のせいかな?リフトが凄かったです。高い技術を裏付けする、超難易度高そうなリフトからの着地、さすがのチャンピオンでした。

 

長いなー読み切れない人多いかも。好きな部分だけ読んでくださいね。

 

スタンダード編(※敬称略)

 

①小林・赤沼ペア

1曲目でしたが、素晴らしかった!3分でタイトルになっている超有名映画のダイジェストを見ているようでした。出会って恋に落ちて、周囲に翻弄されて、悲劇の最後を遂げるまでしっかり描かれていた。夢のような出会いのシーンに、そこから急転直下の混乱。少し現代アレンジ的なロックを交えながら、でもあくまで情熱的なメロディーを小林先生、美帆先生が本当に美しく、ドラマティックに踊られてました。ちゃんと仮死→死んだと思って服毒死→目覚めて絶望からの自殺まで、文字にするとハード(そしてタイトル伏せてもバレそう(;´Д`))。劇的なラストで幕を閉じるんですが、ライトが消えてからの最後まさかのどんでん返しで、ラスト退場の際にちゃんと結ばれる退出の演出が作られててちょっと感動しました。こういうオリジナルアレンジを入れているところがまたにくい演出。

 

②島田・村松ペア

まさかのオフィス小劇場からのスタート。セリフありでびっくり。とあるオフィスで電話がなって、それをとったら急転直下のサイバー攻撃で・・・という怒涛の内容でした。内容としてはアレンジがきいたタンゴのデモ?村松先生の衣装変化はOL制服からの突然の銀と黒のドレス。あの返信は何を意味していたのか気になる所です。島田先生との絡みが戦いを彷彿とさせつつ、侵食されていく若干のうすら寒さも感じつつ、リーダー先生が崩れ落ちた後、最後再びの電話、「島田課長(リーダー先生)は退職しましたけど?」からの暗転。若干ホラー??怖かった~最後ぶるっと震えました。

中村先生は若干のコミカルっておっしゃってましたが、僕はめちゃ怖かったです(笑)

 

③金野・井之口ペア

こちらも凄く再現性の高い演目でした!!!割と曲がよくつかわれることもあり、デモにおいても結構使っている某有名イギリス映画がテーマでしたが、ここまで再現性が高いのは予想をはるかに超えてました。女性(伏せると味気ない表現になるけど●ンドガールです)との出会い、ちょっとエロティックな絡みから、突然の銃撃・逃走を経て、最後香織先生がが撃たれた!と思いきや金野先生にとびかかるというか、裏切り?のワンシーンに変化して、それを読んでいたかの如く最後そのピンチを切り抜ける金野先生・・・という流れだったと思われます。3分にまとめると、忙しくなりがちですが、このお二人のダンスはみじんもそういう感じはなく、映画のドキドキをもたらしてくださいました。これ色々伏せるとなんか味気ないな。観た人はわかるはずですが。

 

廣島・石渡ペア

ドレスすんばらしい。登場した瞬間からため息出るほどの美しさ。ありさ先生扮する某有名人は広告にも載ってますが「絶世の美女」に偽りなし!!あのかの有名なテーマソングに載せて、廣島・石渡ペアならではのスピード感あるクイック、壮大な海(もしくは草原?)を思わせて、広い場所を駆け抜ける爽快さは映画さながら。途中なんと矢に廣島先生が撃たれるというお芝居も入り、一気に緊迫感。タンゴも混乱と情動をすごく表現されてて、手に汗握るような感覚。矢に撃たれた時にありさ先生も巻き込まれたのかどうなのか・・・という矢先に復活して終了。クライマックスの展開を一気見したような爽快感と、ありさ先生の美しさ、ドレスの幻想的な舞、リフトを軽々と持ち上げた時のポージングのすばらしさに酔いしれるひとときでした。

しかし、終わった後の中村先生のコメントが、「気が付いたら矢が刺さってたんですね!」「痛そうだから拍手しづらい環境だったかも・・・」の発言に吹いてしまった。気が付いたら矢が刺さってたって・・・可愛すぎか(笑)

 

ここから順番がかなり怪しいのでちょっと前後してたらすみません(;´Д`)

 

⑤日比野・新藤ペア

80年代ロックの雰囲気。革ジャンにジョガーパンツ丈だったので、白い靴下がみえてて、もみあげ、リーゼントが正にって感じ。パートナーのひかる先生も金髪ポニテの可愛いワンピース。最初はふわふわとしたブラウスかと思いきや黒いドレスに変化するのが素敵!(まあなんとなくもこもこしていたので、上半身の変化は察知できましたが、それが逆にワクワクした)革ジャンに短いパンツでタンゴ踊るギャップたるや面白いのになんかカッコイイ。雰囲気作りがとても上手くて、懐かしの映画を見ているような気分。ハケ方まで最後までジャンプしたりとパーティ感あふれてて、とても楽しい演目でした!

 

⑥若代・辰巳ペア

もみあげ2連チャン(笑)超有名アニメのオマージュ作品。主役とヒロイン?に変じたお二人は、出だしからお芝居たっぷり。タイトルアイキャッチも入って、雰囲気の作り込みが凄すぎる。もともとDの旋律で拝見した時にも、雰囲気の作りがとても上手だなと思っていたお二人、芝居も凄く上手。何かをひきずるように持ってきた若代先生扮する某怪盗が、ようやく抜けた先でお宝を置いたら、案の定定番のゆりあ先生扮するヒロインに騙されて横取り・・・と思いきや、某有名刑事(笑)の声まで入っての逃亡劇!!逃げる時はお互い助け合い、クイックだったりタンゴだったり、ホールド変えずにくるくる変わってなんかすごかった。とかく度肝を抜かれるのは辰巳先生の運動神経がすんごい。側転1回前半、ラストクライマックスでは側転2回にロンダートでは?という大技までやってのけて、ゆりあ先生凄すぎです。アニメの世界観をとても素敵に表現されていて、30分1話分を堪能しました。(実際は3分だけど)

 

⑦浅村・遠山ペア

Storyまで調べてくればよかったけど、全体的にはミュージカル仕様でした。何が凄いって、崩したステップでも、リズムが難しいクイックでも、ステップと親和性に全くズレがない。アレンジもオシャレでさすがです。ラベンダーのドレスも足元丸見えでも美しい。プロってすご!!ストーリー予習不足が響いたのもあり、おしゃれなステップの連続だったのは言うまでもないんですが、どのシーンで・・・とか追いかけられなかったのが残念。ドラマチックな演出は、感情が乱れるようにステップも揺れがちと思うんですが(激情に流されるとホールドって崩れますよね?)いやーさすがでした、計算された遊び心。元ネタ知ってる人はたまらない作品だったのでは?

 

⑧佐藤・亀山ペア

小学生のころ読みかじっただけの作品だったので、全然内容思い出せなかった・・・( ノД`)シクシク…超有名文学作品のオマージュでした。

全体的に神秘的というか意味深というか・・・オープニング列車に乗ってから発射するシーンはクイックで疾走感が出てました。余韻が残る作品だったけど、原作の内容が思い出せず、各シーンにおいて悶々とする結果に。電車から降りて、またシーンが変わって列車に飛び乗って、最後残された主人公が目を覚ますまで・・・という感じ。パートナー先生のキャラクターが気になるところです。佐藤先生の面白いデザインのジャケットだなーと思っていたら、中村先生が「あのつぎはぎとか雰囲気が・・・」とコメントされてて気づきました。あの布はつぎはぎだったのか・・・!!!!

 

⑨橋本・恩田ペア

これは凄かった!!!橋本先生は刑務官かな?ストイックな衣裳がめちゃくちゃお似合い✨恩田先生が、白いドレスからの一転黒のドレスに変化してからの一気にホラーに変化。そして首を絞めながらのタンゴが圧倒的。途中のタンゴでは、ホールドの片手が橋本先生の首にかかってて、それがまたゾクゾクするほどの怖さと美しさ。恩田先生がショートのカラーウィッグ被ってたのが新鮮。普段のお二人のダンスは、本当に美しい形なんですが、セグエではそこに妖艶さ、ストイックさ、激情が乗って素晴らしい作品でした。今回のセグエでは一番好きな作品だと思う!

 

⑩福田・エリザベスペア

某有名ミュージカルのオマージュ作品。エリザベス先生にやらせたらもうチートでしょう(笑)福田先生が堅物っぽい服装、ダンスなんだけど、あんな風に踊らせてくれたら嬉しいなと思わせる魅力たっぷり。

正に、正統派ミュージカルを彷彿とさせる、エリザベス先生の演技力の高さにほんと、去年も思いましたけど、似合い過ぎるキャラクター!!!何度かエリザベス先生がぺたっと地面に座るんですが、これがまたかわいいのなんの…( 〃▽〃)

コロコロ変わる表情や雰囲気に、福田先生のたくましいリードがさえわたる感じで、始終楽しい演目でした。

 

⑪大西ペア

終止「大人」な雰囲気でした。これはタイトルさすがにジ書かないとわかりづらすぎるので(恐らく問題ないかな?)テーマとなった『JAZZ』の曲にのせて、小粋でおしゃれな空間が展開されました。もちろん演目はスローが入ってたんですけど、お互いの体をピアノに見立てて弾いたり、でもコミカルというより、大人ジョークなイメージかな?雰囲気はまさしくバーのような、ちかる先生との関係性も、なんかにおわせ?というか、ぐっと近く、でも近すぎず・・・ていう、あくまで大人であり、遊びなれた雰囲気。ドロドロした感じがなく、ムードのある一夜・・・ってイメージ。

 

⑫本多・戎野ペア

こちらは和装を混ぜたドレスがとても素敵だった。芝居・・・という雰囲気はなかったけど、中村先生が最後にコメントされていた「潔さと余韻、詫びサビというか、私たちに感動を残してくれた。」(要約です)という言葉にすごくはっとさせられました。確かに全体的に、すごくきりっとしたお二人の雰囲気は「覚悟」という言葉がぴったりでした。三味線との融合はお見事で、豪華絢爛な和風のドレスにもとても似合っていて、すごく美しく、強い演目でした。タンゴで舞うドレス、ストイックな衣裳なのに、金地が映える。そして、ラスト表彰式の時に引退発表。最後のセグエと聞いて「なるほど」とつぶやいてしまうほどの迫力あるダンスでした。

 

以上、大変文字数凄いことになってる(笑)

 

最後に大塚さんの名司会セリフを書いておきます、

「本当に、ダンスって無限なんだなって思いました」

 

ほんとにそう。

 

わずか3分の間に、人は一瞬にして物語にひきこまれていくんですよ。はけたあとは余韻に浸りつつ、何か夢から覚めたような。

 

来年もまた見たいなぁ…やはり競技も良いのですが、個人的にはデモが好きな人なので、セグエはとても楽しいです。